10月 28

自分を成長させるために必要なたったひとつのこと

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タガヤっす。

先日、つーか昨日まで岐阜でMGというMQ会計をゲームで学ぶ研修に1泊2日で参加してきました。

DAQ後藤くんに紹介されたのが2年ぐらい前で、ネットで色々調べて感じたのは、この手の門外不出系研修つーのは、胡散臭くて仕方がねーなおい、ぐらいの感覚だったのを今でも覚えています。

DAQの社外役員になったとき、1回は絶対に受けてくれと言われて、初めて参加した東京MGが今年の5月で、DAQ主催の伊豆MGも参加し、今回は3回目でした。

今回も学びの多い研修になりましたが、改めて感じたことがあったのでエントリします。



そもそも研修とか勉強会に参加するのは、何かを得られると感じているからです。そしてそれを得るためにお金と時間を使って参加し、必死で学びます。

会社とかの指示で参加させられてる人がいるとすれば、会社はあなたの成長を期待しているわけです。

そんなに数は多くないですが、ボクも今までにいろんな研修に参加してきました。

振り返って考えてみると、自分の成長に最も役立ったことは、どんな研修でも「たったひとつ」にまとめられることがわかりました。

それは、研修後の参加者との交流です。

色んな方々と話をすることで、研修で学んだ内容に深みがでます。疑問に思ったことなどを色んな人に聞くんです。そこから個人的な話になり、いろんな話に発展していきます。

そう、結局は人との出会い、そしてそんな人たちとの交流から、自分は成長していくんだと思います。

考えてみれば、研修後に交流会を設定しているところが多いのも納得です。単なる勉強会では、ここまで理解を深めることは不可能なのではないかとさえ感じます。



実はボク、基本的にはかなりの人見知りでして、交流会とか参加したくないのです。知り合い大好きです。そもそも知り合いが居なければ参加しませんし、その知り合いが他の方と交流に忙しければ、会場の隅っこでひとりで自分交流することが多いですw
#はじめまして。って自分から名刺交換することとかないです(汗)

そんなボクでも気軽に交流できる研修だったDAQのMGが終わってしまったのはとても残念ではありますが、最後ということもあり、たくさんの方々とお話できて、自分の成長を大いに感じることができました。



いやー、ホントにいろいろ成長を感じました。パワーアップですよ、明らかに。



だからといって、



2次会にまで参加して3時頃まで呑んで、翌日9時から開始される2日目に30分以上遅刻したことを正当化しているわけでは決してありません(汗)
道連れにした人ごめんなさい。




10月 11

ツールに依存しないことの意味

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タガヤっす。
ひっさしぶりにエントリします。

色んなところで「iPhoneなしの生活は考えられない」的な意見を耳にします。
それを見てボクは、一種の違和感を感じていました。
その違和感の正体がわかったので、自分の意見として伝えたいなと思いました。



iPhoneって便利ですよね。
ボクもスケジュール管理から何から、iPhoneで済ましています。

先日、実家にiPhoneを忘れました。
実はこれ、3回目なんですよねw

1回目は新幹線に。
2回目はタクシーに。
3回目は実家にw

でも、あんまり困ったことがありません。
なぜなら、ツールに依存しないように常に意識しているからです。

ツールというのは、道具全般を指します。
PCやネット、お金もそうだったりします。
そもそも道具というものは、生活をより効率的にするために発明されたものです。石を使い始めたのが、人類の進化の第一歩だと言われています。

石を使う工夫を考えたのが進化の一端だとボクは考えています。

つまり現代の生活は、考えることを極端に排除しているとも言えます。食品は冷蔵庫に入れておけば保存が出来ますし、遠くの友人などに連絡するには電話やメールを使います。

生活する日常において、考えることが非常に少なくなっています。
一昔前なら、友人の自宅の電話番号を全部は覚えておけないので、名刺サイズの紙切れに自作の電話帳を忍ばせてましたし、ある強者は語呂合わせで記憶してたヤツもいます。

今ならケータイの電話帳以外の手法を取る必要がありません。
#電池切れのときにどうすんのかな?と思ったりします。

ツールに依存するということは、考えることや工夫することをやめたことを意味しているとボクは考えています。

先の地震で電力が不足したときみなさんも感じたはずです。どれだけ電気に依存しているのかと。ボクだってそうです。

これは極端な例ですが、今当たり前にあるツールが、ある日突然使えなくなる日が来るとは誰も考えないんでしょうか?

ボクは10数年インターネットの世界で仕事をしていますが、頭の片隅には常に、ネットがなくなった場合、何をするのか?という選択肢を複数用意しています。

これも先の地震で証明されましたが、一番強いツールはどこまでもアナログであり、電子データは水没したらダメになりますし、そもそも電気がなければ使えません。PCに依存する危険性は火を見るよりも明らかです。

その中でも、もっとも有効かつ効率的なツールがあります。

それはみなさんの「頭」です。
これ以上確かな「ツール」はないんですよね。

その有効なツールを使わず、モノに依存するのは愚かでさえあるとボクは考えます。



ちなみにボクは、狂おしいほどガジェットが大好きです。
iPhoneも大好きで使っていますし、PCも新しいものを使うようにしています。

しかし、絶対に止めないのは、自分の頭で考えるってことです。
ガジェットは仕事でもプライベートでも有効なツールではありますが、ボクの代わりに考えてはくれません。しかも電気で動くので、電池が切れた場合はただの重りです。

電話番号を記憶しておいたり、予定を記憶しておいたり、辞書を調べたり、本屋に情報を仕入れに行くことから解放してくれますので、ボクは違うところで頭を使うようにしているだけなのです。

iPhoneが使えなきゃ、それなりの生活をすればいいだけなのです。そしてボクは、そこに一切の不便を感じません。あるときの便利は感じますが。

便利が当たり前になったとき、依存関係が発生し、あなたは考える事を止めてしまいます。



ボクは、ちょっと不便ぐらいがちょうどいいと思っている古い人間なのです。だから、人から見ればめんどくさいことも苦になりませんし、むしろそこに気付きの種があるんじゃないか?とさえ思っています。

たまにはケータイの電波もネットもないようなところに行って、脳みそをリセットするのは、すごくいいことであると思っています。



だから、


わざとiPhoneを紛失したりしては、たまに脳みそをリセットしているだけであって、年齢による衰えが顕著化しているわけでは決してありません(`・ω・´)


ボクってこんなに忘れ物するこじゃないんだよ、本来。
ちょっと悲しいです・・・

7月 13

うれしいニュースと寂しいニュース

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タガヤっす。

先日、元同僚が独立するという話を聞きました。
独立とは対局にある人だと思ってたので、そのニュースを聞いたとき、驚いたと共に、ようこそ!という変な感覚を覚えました。

独立してでも成し遂げたいことが出来たということは、本当に喜ばしいことなのですが、そこには確実にリスクが付きまといます。是非、成功してほしいと思います。

また、少し寂しいニュースもありました。ネット見てたらたまたま発見したのです。
怖いなー、インターネットって。



当社も今月で4期を終え、来月から5期を迎えます。
有限会社FaKiEを売却したのも5期でした。そのときに比べれば、売上の成長率は及びませんが、心労というか、経営者として成長するための悩みがほとんどないまま、ここまで来ました。

いいのか悪いのかわかりませんが、以前よりも格段と懐が深くなったのだと理解しています。

来期は少しスピードアップするために、ある会社とのジョイントを目論んでいます。また海外に現地法人を設立して、あることにチャレンジしようと思っています。

立ち止まっているわけにはいかないと自分に言い聞かせて、さみしい気持ちは今日寝て、すっかり忘れたいと思います。



5月 31

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タガヤっす。

日々、あんなんあったら?こんなんあったら?と考えることが日課になってます。が、最近は他人のアイディアを見て関心することが多くなってきました。「おおー!盲点やったわ!」

頭をやわらかく保つ。がボクの今の課題ですので、負けずにアイディアを考え続けます!

そこで久しぶりに思いついたことをアウトプットします。
実現できる方がいたら、思いっきりやっちゃってください!

後でお知らせいただけると飛び上がって喜びます^^
ちなみに知財は主張しませんのでお気軽にw



ボクはクルマというか、原動機が付いている乗り物全般が大好きです。クルマ、バイク、ジェット、ボートなどです。将来的にはヘリの免許もほしいと思ってます。

しかし最近、ちまたではやれエコだのと、電気自動車が人気のようで、各社が文字通りしのぎを削って研究開発しています。

あんなのはボクの好きなクルマじゃないです。

でも、環境思考はいいことなのです。
子供たちには、青い海や空を残してあげたいと本気で思っています。

じゃあ、どーやったら電気モーターじゃなく、V8を気兼ねなく乗りまくれるか考えました。



発電し、蓄電するクルマ。

1)発電機(オルタネータ)は元から付いてる。
2)バッテリーも付いてる。
3)バッテリーの容量はクルマ用のためだけ。

ここからがアイディア。

4)別に大容量バッテリーを搭載。
5)発電機(オルタネータ)を大型化して大量発電。
6)さらに減速エネルギーで発電するものとか、発電関係の機器を搭載。
7)余った電気は大容量バッテリーに蓄電。
8)大容量バッテリーから100Vで取れる機械とコンセントを設置。
9)車庫に入れたら、コンセントに繋げる。
10)家にいるときに使う家電(テレビ、ラジオなど)に給電。
11)もしくは家電用バッテリーに電気を移す。

これが出来たら走る発電機の出来上がりですよ。
クルマを走らせるための電気ではなく、家電を動かすための電気を発生させるクルマ。

ただ、車庫が離れたところにあったり、マンションだったり、駐車環境に大きく左右されそうです(涙)

そうだ。

駐車場に蓄電コンセントを設置して、作成した電気を買ってくれれば、色んな人が参加できそうで公共性も高くなりそうですね。
電気自動車の電気をこのクルマが発生させれば面白いですね。

電気って簡単は発想で簡単に作れるものです。
レモンを使った実験とか覚えてますか?

効率を考えると原子力なのかも知れません。
しかし、生活に密着したところで発生させられる電気があると思います。高速道路や線路に震動で発電する機械を設置するとか。

電気はボクらの生活に、なくてはならないエネルギーになりました。しかし、そのエネルギーに対して、ほとんど無知でした。先の震災では被災は免れましたが、やらなければならないことは明確になったと思っています。

電気エネルギーの先進国となるべく、これからのボクらは試されている気がします。



でも原子力発電に反対であるという表明をしているわけではありません。今まで考えなさ過ぎた自分への反省と、これからの子供たちのために、出来ることがあるのであれば、やっていきたいと思ってます。

原発がダメなのは知ってたのに、声を上げなかった自分への戒めです。

CO2を出さない = 放射能は出すよね?
クリーンなエネルギー = 地中深くに核廃棄物を埋めることが?

TVCMを見るたびに心のなかでツッコんでたのに。。。



5月 23

経営者として東電を考える

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タガヤっす。

相変わらずまたボクのエントリです。
ブログで皮肉っても、見てないので無駄なのかも知れません(涙)
#これを原因に減給したろか・・・



地震や政府の対応、原発事故など、あまり個人的な意見を言わないスタンスをボクは貫いています。理由は言いませんが、意思があっての無言です。

しかし、東京電力は株式会社で上場もしています。
経営者として東電に思うことはエントリしてもいいかなーと思い、エントリします。

東京電力は電気を作って売る会社です。
その工場で甚大な事故を起こしてしまいました。

ちょっと言い換えましょう。
パン屋さんに置き換えましょう。
パンを作ってる工場で爆発事故を起こしました。
材料の小麦粉を四方八方に撒き散らしました。
当たり一面、真っ白になりました。

掃除費用や作物の保証、いろいろとお金が必要です。
このパン屋さん、どーなると思いますか?

まず工場があるぐらいですから、保険に入ってると思いますが、それでも全額は負担してくれません。

株主である社長は、自費を投じて保証するでしょう。
しかし、保証しなければならない額が自己資本、つまり持ってる以上の金額になれば、会社は倒産してしまいます。

このパン屋さんが上場してた場合、このパン屋さんの株を買っている株主は、持ってる株券が見事に紙くずになります。上場も廃止されてしまうでしょう。

しかし東電の場合、違います。

国(国民)が保証を肩代わりします。
保証も東電ができない分、国(国民)が行います。

そして東京で唯一、電力を作っている東電は事業を継続します。なぜなら、他に作ってくれるところがないからです。電気がなければ何も出来ない世の中だからです。

おかしいと思いませんか?

国民は国という名のもと保証に加担させられます。それは日本で起こったことなので、国民として義務なのだと考えられますが、株券もくれない、配当もない、なーんのメリットもないのです。

東電が会社であるなら、この事故をきっかけに倒産し、東電が残した施設を他の会社が買取り、運営していくのが経営として正しい筋だとボクは思います。
東電管内の電気をゼロに出来ないのは理解できるので、東電ではない会社に引き継ぎ、その部分を国が援助するというのなら理解できるのです。

許可して援助した国(国民)にも責任があるのだから。

東電が負う責任は軽いものではないです。
しかも会社として負える責任をはるかに越えているのも事実です。

なら、東電が果たせる責任を100%果たしてから、国(国民)に頼るのが筋でしょう?



ウチが倒産しても国が保証してくれないからヤキモチ混じりに書いてるという指摘については、まったく否定しませんが、自分で負える責任範囲で自分勝手に経営したいと思ってます(・∀・)



5月 12

インターンの面談でビックリしたこと

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タガヤっす。

ってかホントにウチのスタッフはブログを書かないので、いちいち冒頭で名乗る必要性をまったく感じなくなった今日のこの頃です、こんにちは。

今日は、インターンシップに応募してくれた方の会社見学がありました。

簡単な面談をしていたのですが、ビックリしたので「ネタ」としてエントリします。



大学で数学を専攻していたというマーケティング希望の男性でした。

なぜマーケティングを希望しているのか、質問しようと思ってたところに思わぬ質問を受けて笑ってしまいました。

笑えるようになった自分の成長にビックリしつつ。



「何のためにマーケティングしてるんですか?」


もうね、ドコから突っ込んでいいのかとw

真面目に応答する澤久を横目に、笑い出しそうなのを必死でこらえるボク。

やっと質問できてその答えに驚愕しました。



「専攻していた数学が活きると思ったから」

え?
マーケティングで数学?

例えばどのへんで?



「確率とか!」


ダメだw
恐らく人としてダメだ。

ある制度を利用したインターン応募のため、その人がウチに来たいと言ったら断れなさそうな空気だったため、こちらの質問として付き添いの方に質問した。これみよがしに。

ウチがNoと言える仕組みになっていますか?

だって、

本人が希望 → 開始日時調整 → 資料に記名捺印 → スタート

というステップを説明されたので、

本人が希望 → 会社とのコミットメント作成 → コミットできるならOK → 開始日時調整 → 資料に記名捺印 → スタート

という風に、コミットメントステートメントの制作とそのステートメントへのコミットを追加してもらいました。

あと大体、彼の人物像を把握できたので、それを事前に潰すかのように質問と説明をしました。

大体こんな感じ。

  • 大人として扱うため、例え遅刻しても怒らない
  • 会社は個人の問題を解決するために努力しない
  • 社内情報は無制限に公開しているため守秘性が高い
  • 出来るようになるために努力するのは本人
  • 自分を律することが出来ない人は無理

先ほど電話があり、本人が希望しなかったということで一安心。
理由を聞いたら、朝が弱いということと、もう少し規則がキッチリしてる会社がいいとのことらしいです。

ウチの始業11時なんだけどねww

そして規則がキッチリしているところがいいというのは、自由にセットで付いてくる「義務や責任」を負えない人なのです。なぜなら、規則さえ守っていれば怒られることがないからです。

まあ、小さな会社にそんな人は必要ないのですよ。

でも、上記で書いた説明をちゃんと聞いてくれていたんだと感じました。そう、断りやすいようにした説明なんだよね。あの説明を聞いてなお、ウチを志望してくれていたら、それはそれで少し面白くなっていたかもねw



最近の大学卒ってこんな人ばっかりなんですかねー?

澤久がぼそっとつぶやいた。
そんなことはないと思うよ、自信ないけど。

ただ、明確に思うのは、少なくともボクらが新卒採用を目指していた時代の意識とは違うということですね。

ボクが就職活動してた時期は既に終身雇用が疑われ始めた時期で、どれだけ自分のキャリアを計画的に構築するか、そこにしか興味がなかったのですが、それはつまり、目指すキャリア像が明確にあったのです。
周りの学生は皆、内定もらった会社で一生、働き続けるつもりはなかった。


あーあ、こういうことを考えている時点で、年を取ったなーと再確認するわけです。

でもまあ、ウチの人材不足もそろそろ危機的で、早々に育てる人材を見つけないといけないのは事実なので、これにめげずに採用活動をしていこうと思います。



4月 27

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タガヤっす。

堀江さんが収監されることが決定しました。
心の中で実刑はないと思っていたので、すごく残念でなりません。
なぜ残念に思うのかと言うと、他人事ではないからです。



まず、考えてほしいことがあります。
日本の人口は現在、約1億2800万人です。
詳しい分布はこちらをどーぞ。

日本の人口統計 – Wikipedia http://bit.ly/hJGCxa

基本的に商売とは、このマーケットの母数を基礎に組み立てていきます。当社が海外をターゲットにできる会社はチャレンジした方がいいと常に言ってる意味がここにありますが、それはおいておきます。

1998年の第1次ITバブル時代、インターネットを使ったビジネスが誕生しました。何が言いたいかというと、新しいやり方には常に既得権益との競争があるということです。
電話しかり、本屋しかり。電話ではソフトバンクの孫氏が、本屋ではAmazonが、音楽ではiTunesが。
この世界規模でみたら、とても小さなマーケットなのに、取り合いするマーケットによっては、堀江さんと同じことが発生する場合があるのです。

ボクは海外から入ってくる方がやりやすいと思っています。どーも日本人は舶来モノに弱い傾向があるようです。日本国内でAmazonやiTunesが誕生していたとしても、今はもう存在しないでしょう。

これが既得権益です。
自分たちの今ある利益を守るため、新しくて可能性のあるモノを全力で排除するのです。それはみんながやることです。ポジション争いや新人潰しなど、今の自分のポジションを守りたいと思うことは、いわば生存本能なんだとボクは考えます。

やっかいな人たちがたくさんいるのが当たり前なのです。こうすればもっとよくなるのに。そんなことがたくさんありますが、その非効率によって守られている誰かがいるのです。

しかし日本においては、既得権益者の力が非常に強い場合が多いのです。それを理解せずに新しいことを強引に進めてはいけないのです。見えない力によって潰されてしまう可能性があるのです。これが現実なのです。

ではどうすればいいのか?

ボクは海外に活路を見出してほしいと思います。
日本人として、日本をとても愛していますが、チャレンジできない、チャレンジが潰されてしまう国に未来はないと思っています。

堀江さんは日本にとって確かに異端児でしたが、それを許容できない国に未来はないんです。変化することを明らか拒んだのですから。そういう意味で、ボクは日本という愛すべき母国に大きく失望しました。

これがボクが残念に思う理由のひとつです。
他にもありますが、ここでは割愛します。

ボクも経営者として成長することを望んでいます。
もしその先に既得権益との競争があったら、ボクは戦えるのだろうか。
今はまったく自信がありません。なぜなら、堀江さんと同じことをやってしまいそうで怖いのです。

本件の判決を怖いと感じている人はボクだけではないと思います。そういう判決になってしまいました。

改めて海外展開への意思を強固にしました。



まあ、適当にガンバレや、日本(・∀・)



4月 26

コミットの重要性

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タガヤっす。

コミットとは、コミットメントのことです。

コミットメント
【英】:commitment

達成すべき目標そのもの、また、達成すべき目標を定め、未達成の場合は明確に責任を取るという責任を持ち目標達成に臨む考え方。

ボクは個人的なことではなく、決意表明的なイメージを持っています。

なぜこんなことを言うかというと。。。



先週末、社外役員をやってる会社で「すごい会議」を開催してきました。その会社で実施するのははじめてだったのですが、この会議の持つ本来の意味や意義を理解してもらうための下地が出来たからです。

結果から言うと、すごい効果が既に出ています。

リーダーという立場を敬遠し、責任という言葉から逃げ、時間がないと自ら言い訳をする。普通の会社ならこういうスタッフがほとんどだと思います。

恥を忍んで言えば、その会社もそうでした。
しかし今は違います。なぜそうなったのかをエントリしたいと思います。



会社の目的が売上だとか経常利益だとか、そういう数字である場合、その数字にコミットできるスタッフは極少数です。これが事実です。

では、個人の希望と会社の希望はリンクしえないものなのでしょうか?

ボクはそう思いません。
学生が就職活動するときに重視すると言われるポイントを挙げてみましょう。

1)休日が多い
2)給与が多い
3)仕事が楽しい

ざっくりこんなもんでしょう。
しかし会社の目的は儲けることです。利益を上げることです。
無条件に上記を実施すれば、普通は潰れてしまいます。

では、上記のポイントを実現しながら、利益を最大化する方法はないのでしょうか?

すごい会議のいいところは、スタッフが自ら考え、目標を設定し、それを実施すれば、自分の希望する環境が実現でき、会社の目的も達成できるところにあります。しかもそれは、社長が売上◯◯という数字を押し付けないところにあります。

どうすれば、休日を増やせるのだろうか?

これをひたすらに考え抜くのです。
そこには、会社を赤字にしてでも休日を増やしたいと考えている人はいません。自分の働いている会社が潰れてうれしいスタッフはひとりもいないのです。

この問題を解決するためには、業務の効率化が実施されるわけですが、どこをどのように改善するかはスタッフが考え、実施します。なぜなら会社に損害を与えることなく休日を増やしたいからです。



当社では採用時に、どんな人材を求め、その人にどんな人になってほしいか、具体的に提示します。

例えば、

「将来的に当社のエースプログラマとなり、後輩を指導してほしい。クライアントからも後輩からも信頼される人になってほしい。」

ときちんと伝えるようにしています。
そしてこの目標に対してコミットしてもらうようにしています。

求める人材に応じて、求めるコミットメントは違いますが、募集時に明確にしているため採用判断に迷うことがありません。

あとは、このコミットメントを達成するための努力を求めるだけです。



XXXX年XX月XX日までに、
YYYYYYYYを達成することにより、
ZZZZZZZZになる。

Yを達成するために、Zになるために、どうすればいいのか。

それらをスタッフと考え、約束することがたくさんできれば、会社はおのずと成長していくでしょう。

みなさんは、会社と、またはスタッフたちと、どんな約束をしていますか?



4月 12

選挙権は権利であって義務ではない

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タガヤっす。

先日の統一地方選挙なんですが、一身上の都合により投票できませんでした。
投票しないのに政治批判するなんてとんでもないとは思いますが、Twitterなどで投票率の低さもあり、「投票しないとかクズだろ」的な発言を多く目にしたので意見してみたくなりました。



世界には義務投票制を採用している国もありますが、日本の選挙権は権利です。義務ではありません。
つまり、投票しない自由を認められているのです。
投票しようがしまいが当人の自由なのですから、それを批判するのはどうかと思います。

また、批判するということは、当然投票に行った方だと思います。投票しなかった人はその責任をとり、投票した人はその結果の責任を負うべきだと思います。
知名度だけで当選したり、先の選挙なんて民主党って言えば誰でも当選するみたいな、そんないい加減な選挙を見ていると、投票する意識も低くなるっちゅうもんです。

つまり投票率50%程度にも関わらず、その多くの人が候補の政策のチェックをしているか怪しいとボクは思っています。いい加減な判断で投票する方がよっぽど危険だとボクは思います。

ただ、それらの投票する判断基準である候補者の政策などをチェックしやすい環境がない、もしくは広く知られてない現状、知名度や一時的なブームだけで政権が変わるのも仕方ない気はします。

だからこそ、義務にすべきではない気もします。
投票しない自由も尊重されるべきだとボクは考えるのです。

もっとこうしたらいいのにって案もありますが、ここでは割愛します。書いても無意味だもん。

投票しない自由も同等に認められるべきだと考えます。



しかし、ぎっくり腰で行動に不自由で、期日前投票にも行けない状態なのに、自宅までお迎え付きで岐阜県までお花見行っていたのがバレたら、このエントリはまったく説得力のないものになってしまわないだろうかという疑念は残ります(汗)




3月 31

経営センスって何?

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タガヤっす。

社外役員をやらせてもらってる会社があるのですが、そこで久しぶりに語っちゃいましたw

自分が常に意識していることでも、他の人に教えるってのは難しいというか、常に工夫しないといけないと思ってます。

なかなかいい表現ができたので、このブログにエントリとして残しておきます。



ボクは仕事が開始されると、基本的に口出しをしません。
担当者に任せているからです。

しかし、口出ししたくなることも非常に多い。
そういうときのために、始めたのが「書き残す」ということです。

まず、気をつけなければならないポイントを箇条書きしておきます。

【例】

・仕様書は書かないので、要求仕様のやり取りに注意が必要
・どの意見をコミットしたのか、バックログを取ること
・窓口担当者はひとりに決めてもらうこと

こんな感じです。

また、電話やメールでやり取りは見ていますので、
そこで「危なっかしい」ことがあると、まずメモに書きます。



●月●日 ●時●分

電話の対応にて。
〜〜〜という表現をしていたが、クライアントに正しいニュアンスで伝わっていない可能性が非常に高い。もしこの誤解を放置したまま時間が経過すると、該当の機能仕様に支障が生じる恐れあり。



こんな調子です。
書けばちょっとはスッキリしますw

あとはこれをいつ、どのようなかたちで担当者に伝えるか。

ボクはどこかで火種ができたときにするようにしています。
担当者から「●●の件で相談があります」と言われたら、その相談にのった後、いついつこんなやり取りをしてて疑問に感じてることがあるんだけど〜という風に。

時間を置くことで、まず「なにしとんねんっ!」っていう怒りに似た感情がなくなります。そして、注意するということは、その担当者の成長を心から望んでいるからです。こちらとしては、必ず成長の種にしてほしいと思っていますので、かなり丁寧に注意することになります。

つまり、気がついたときにその感情のまま指示してしまっては、その担当者の成長には繋がらないと思っています。

ま、ボクもたまーにやりますけど(・∀・)

そんな感じで部下に注意していたので、上記のことをボクはやってるよと伝えました。そしてきちんと伝わるように考えた表現に自画自賛ですよw




経営はよくドライブに例えられます。

・目的地を設定して走りだすのは「下」
・現在地を確認して走りだすのは「中」
・リスクを想定し、複数のルートを考慮するのが経営者

そして、発生したリスクにどう対処するか。
地道を使う、遠回りして他の高速を使う、近辺で1泊するなど。

ボクはこのチョイスが経営センスなんじゃないかなーと思います。

いろんなところで経営センスの話になったりしますが、ボクにはセンスがあまりないので、複数の選択肢を必ず用意した上で、ベターはどれだ?という手法を取ります。センスがいい人は、脊髄反射で選び、必ず結果を出します。ちょっと悔しいぐらいです。



ちなみに。

ボクが自慢できる唯一のセンスは、「嗅覚」です。


経営、まったく関係ねーーー(涙)