10月 17

この記事をブックマークする : このページをはてなブックマークに追加 このページをLivedoorクリップ! このページをニフティクリップに登録 newsing it! このページをdel.icio.usに登録 このページをBuzzurlにブックマーク

インターンの八木です。
相当に人見知りで面接でもビビりまくった私ですが、入社数日にしてなぜかもう馴染んでしまった感があります。



昨日読んだメルマガの中に、RSSリーダーやSNSの台頭によって企業が発している情報の過半がその企業の管理外の所で消費される事になってしまい、炎上等のリスクが大きくなって大変だなあ、みたいな話が書いてありました。

ですが、炎上によって大きなダメージを受けた企業は実際の所ほとんど無い気がしますし、それほど怖がる必要はないんじゃないかなと私は思っていまして、どちらかといえば炎上リスクを過大評価した一部の企業がネットを使ったマーケティングに対し消極的な姿勢を見せている事の方がよっぽど損失量としては大きいんじゃないかと思っています。

以前フリーで働いていた時も、お客様相手にブログを使ってのマーケティングを色々提案してみたりした事もあるのですが、「それって炎上したりするんでしょ」と言われてうやむやになったことがありまして、もったいないなと思ったことが結構あります。程よい炎上は宣伝になると個人的には思ってはいるのですが、まあ責任問題だとか、色々と絡んでくると躊躇してしまうのも仕方がないのかなとも感じていました。

そこで、もっと良い形で情報発信できるツールを作れないかと考えたのが2年前。

その時私は、ユーザーに自作小説を投稿してもらうような中規模ぐらいのサイトを運営しておりまして、毎日10作程度の作品の投稿があったのですが、その時に考えていたのは、企業の情報発信と、この小説投稿サイトを組み合わせて新たな情報発信ツールを生み出すことはできないか、という事です。

例えば、ある企業が斬新な商品やサービスを開発した。しかし開発したはいいが宣伝するだけの体力がない・・・という時に、その商品やサービスの具体的な情報を「お題」という形でサイトに投稿してもらい、そしてそのお題をうまく取り入れながらユーザーが一定期間内に小説を書き、投稿するという感じです。

で、小説を投稿してもらった上で、企業側の「宣伝になるかどうか」という視点と、サイト会員ユーザーの「面白いかどうか」という視点で評価をつけてもらい、もっとも高い評価が付いた作品の著作権を企業がプロモ用の素材として作者から買い取り、また、その作品を評価した人の中から抽選で、その商品が無料で贈られる(サービスであれば無料で利用できる)という仕組みです。

このサービスにより、企業は「より好感を持ってもらいやすい形での情報発信」が比較的安価で可能になり、ユーザ側も今まで無料で書いていた小説から何らかの利益を得ることができる仕組みになるので、もうちょい工夫すればいい感じになるんじゃないかと考えておりました。

また、挿絵なんかも募集して、FPDFあたりを使ってPDF化し無料配布し、作品のダウンロード数に応じて企業から対価が作者宛に支払われるようなシステムも考えていましたが、結局その時は開発中に興味が別に移って途中でやめてしまいました。。

まあ他にも色々な方法があると思いますが、情報自体が好感を持ってもらえるような形式で流れていくような情報発信を仕掛けることで、たとえば全情報の中で、ネガティブな形で流れる情報が本来40%だったところを35%にまで下げられるとか、そういった考え方を取り入れても悪くないんじゃないかと最近思っています。

 

この記事をブックマークする : このページをはてなブックマークに追加 このページをLivedoorクリップ! このページをニフティクリップに登録 newsing it! このページをdel.icio.usに登録 このページをBuzzurlにブックマーク

Comments are closed.