タガヤっす。
経営者とは、様々な材料を常に仕入れて、来る判断すべきポイントで、如何にハズレを引かないか?ということを試されている気がします。
ビジネスなんだからビジネスライクに判断すれば良い。とは思うのですが、どーやらボクは周りからは人情派に見えるらしく、単純な損得勘定では判断できないタチと思われているらしいのです。
それはちょっと違う。
ボクはどっちかというと、判断できないのではなくそうしないだけなのです。やろうと思えばやれるけど、やらない。
損得勘定で天秤にかけるけど、そこに友情とか義理とかそういう要素ものっけてみるんです。
大概、義理人情の要素が重いのです。
だから人情派だと見えるのでしょう。
それでもひっくり返らない場合もあるんです。
今日はそんなことがあった日でした。
ボクは経営者なのです。
だから損得勘定を判断基準から完全に排除する事はできない。
でも、日頃からお付き合いさせてもらっている関係は、決して軽視する事はできない。
あ、やっぱり人情派なのかw
◆
ある件でパートナーの澤久と議論しました。
たくさんの選択肢を比較検討しました。
澤久はかなりドライに判断します。ボクとは絶対に違う。
しかしボクが代表である限り、出来る限り歩み寄ってもらってます。
ボクたちの考える、ベスト、ベター、ベターみたいな案を3つ出してみました。
後は先方がどの案を採用するか。
もうこんな判断をしなければならないようなことにはなりたくないです。
タガヤっす。
前回、開発合宿でもお世話になった「和知青少年山の家」にお邪魔してきました。予約を取ってたんですけど、急なキャンセルなどがありまして、人数調整をして行ってきました。
近所のおそば屋さんでおそばを食べて、山の家にいってみると。
さすがシルバーウィークというにぎわいでして、ビール飲み放題の権利獲得を目指してお手伝いしました。テント設営にBBQ用の炭の火起こし、テーブルの設置、その他もろもろ。
もちろんビール飲み放題をいただきまして。
たくさんの栗もいただきました。
◆
前回来たときにあった池の水が無くなってることに気付き、宿守に聞いてみると、目の前にある川から水を引いているらしく、そのパイプが詰まってるか、取水口がずれているのでは?との話だったので、お安い御用と修理を引き受けました。
このときは目の前に川があるもんで、簡単に考えてたんです。
ところが。
対岸には山がそびえ立っていて、まるで人間の立ち入りを拒んでいるかのようなうっそうとした雰囲気のある場所なのです。まずそちらに渡り、雑草が身長ほど伸びてる山道をかき分けて山を登る事数十分。
宿守が言います。
「黄色いタンクが見えるやろ?」と眼下数10メートルを指差します。
実物大が想像できないぐらい
小さく見えてます(涙)
ま、まさか、この崖を下るのか?と思いましたが、それはいくらなんでも無茶って話です。
だって、さっき山を登ってた道中、こっちに踏み外すとヤバいなーってぐらいの角度で切り立ってる山ですもん。完全に谷です、谷。ハイジんとこのペーターもビックリですよ。
すると宿守は谷にある切り株を指差します。
「ほら、このロープを伝って降りるねん」
ホームセンターとかでよく見る、ビニール製の黄色と黒のストライブなロープです。それが切り株に頼りなく結んであります。その先は遠く谷底まで続いてます。
マジで?(汗)
ザイルとか鎖とかじゃなくナイロン製なんだもん。
ところが、御年50過ぎの宿主がお手本とばかりに下り始めました。その過程を見ていると、ここで行かなかったら男として宿主に劣ると、男の意地ってヤツに火が着きました。
こっちは特殊部隊の訓練を受け、ラペリングというロープを使ってビルを下りたり、天窓から侵入するなんて日常茶飯事にやってることです。
ゲームの話ですけどw
#Rainbow Six Vegas 1 and 2( Xbox360 )
とにかく必死こいて下りましたよ。
ナイロンだから伸びるし、カラビナとかじゃなく素手で握ってるもんで痛いし。
下から声がします。
「絶対にロープから手を離すなよー」
そんな勇気はまったくない!
◆
いやー、すげぇ体験をしましたよ。
バッシュは山では意味が無い。つーかめっちゃ滑る。
で、修理ができたかというと。
もうひとりの宿守のお手伝いさんがパイプレンチを忘れてしまい、取水口だけ治して帰ってきましたw
帰りの道中はけもの道と言われる道すらない森の中を、水を通すパイプを伝って帰ってきました。道中、イノシシとシカの白骨を発見。いろんな骨が転がってましたけど、頭の骨をお手伝いさんがテンションあげて持って帰ってきてました。
やっと山の家の前にある川まで降りてきたら、野生のヘビ、恐らくアオダイショウと思われる幼蛇を発見! 今度はボクがテンション上がってしまい、捕まえようとして転けましたw
無事捕獲して観察してると、飼ってるヘビとは違う体の使い方をして脱出を計ります。すげー、と思いながら簡単には逃がしませんw
ひとしきり観察して逃がしてあげました。
大人になれば1メートル以上になる種類ですけど、まだ1メートル未満の子供でしたので平気でした。ウチのコよりも小さいんだもん。
マムシが出ると言われてたので、楽しみにしてたのはここだけの秘密です。
◆
文字通り、必死の中で生還した翌日、
筋肉痛がひどくて仕事する気になれません・・・
スイッチを押したかのように、あまりにも普通の日常に戻ってきているので、昨日の出来事には思えません。
でも気持ち、色んな意味で強くなった気がしますw
5年ほど前、あるベンチャー企業に参加して仕事をしていたことがあるのですが、このシルバーウイークは、その会社の旧メンバーの人たちとよく飲んでいました。
他社が参入してきて競争が面倒だから他に面白い事を探そうぜ、という理由で(たしか)その会社は無くなってしまったのですが、
その後、従業員のほぼ全員が何らかの事業を起こして一定の成功をおさめており、そういう面ではなかなか面白い社員教育の仕組みを持っていた会社だったんだなあと思ったりしました。
逆に、社員の能力がその会社の業務遂行に最適化されてしまい、変化に対応しなければならない時になって良い人材がおらず、経営者一人が血眼になって頑張っている、、なんて会社を時々見かけることがあるのですが、見ていて気の毒になりますね。
安定している時期であればそれでも構わないのかも知れませんが、今のような変動期には社員の育て方や社風の作り方にも何かひと工夫しておかないと、一瞬で淘汰されることになってしまうのかなと思います。
タガヤっす。
久しぶりのエントリになってしまいました。
前回のエントリで、失敗しないシステム会社との付き合い方という内容を書いたので、今回はシステム会社視点で、クライアントと上手にお付き合いさせていただくポイントを書きたいと思います。
良くあるケースを書き出しますと。
- 見積提案はタダだと思ってる
- 価格は叩くものだと思ってる
- 追加機能はタダだと思ってる
- 無茶な納期を設定する
- 納品後にまだ価格調整をしようとする
要するに、お金を出す側がえらいという論理です。
この考え方をお持ちの会社とは発展的な関係は望めないと思っています。
ただ、クライアントを技術用語や専門用語で煙に巻き、クライアントを思い通りに操作しようとするシステム会社さんも居ます。非常に不愉快極まりないのですが。
ボクはクライアントとは、どこまで行っても「ギブアンドテイク」の関係以上にはならないと思っています。技術を提供し対価をいただく。ギブアンドギブでは会社は潰れてしまいますし、テイクアンドテイクでは、クライアントが逃げてしまいます。
ちゃんとギブし、ちゃんとテイクする。
これがプロフェッショナルでシンプルな考え方だと思っています。
ギブする内容がきちんとクライアントの要望に応えることができ、さらに発展的なご提案ができることが重要であり、目的はクライアントの事業が発展的に成長する事が、そもそものシステム投資の動機であり目的であると思います。
納品することが目的じゃないんです。
そこを間違わなければ、クライアントと上手にお付き合いさせていただけると信じています。
Twitterってお手軽だよね。
ということで個人的にもブログよりTwitterに投稿することが多くなってきました。
ただ、Twitterだと、どうでもいい話題で重要な投稿が流れることも多いです。
Twitterにはトピック(たぶん)という機能があり、「#キーワード(半角スペース)本文」という形で投稿すると、キーワードにリンクが張られ、同一トピックの投稿を簡単に見ることができます。
これがあれば人間単位でしか一覧できない投稿もトピック(話題)単位で横断できて便利かも・・・と思ったのですが、まだ日本語に対応してないんですよね。
Twitterのビジネス利用も盛んですが、トピックが日本語対応するとさらにビジネス利用が進む気がします。
アマノです。
セッションを特殊な方法で保存したい場合に呼び出す
session_set_save_handler() 関数ですが、
この関数を使用している場合にリダイレクトを使用すると
正常にセッションを処理してくれない場合があるようです・・・
通常はリダイレクトした場合、リダイレクト元のページで
open
read
write
close
で処理され次にリダイレクト先のページで同じように処理されますが
どういうわけか
元ページのopen,read
先ページのopen,read
元ページのwrite,close
先ページのwrite,close
という順で処理される事があるようです。
こうなると前ページでのセッション変更が読み込めず
セッションの中身をうまく渡すことができなくなります。
この問題が起きるようであればリダイレクトしている直前に
session_write_close();
を入れると、その時点でwrite,closeを呼び出してくれますので
同じような問題が起きている場合は参考にしてみてください。
タガヤっす。
先日のエントリにも書きましたが、最近また、いいかげんな仕事する会社が増えてるという話を良く聞くようになったので、ボクが実践してるコツをお教えします。
まず、良くする失敗のケースをご紹介します。
- 提案時に言ってた事と違う
- 安いと思ってたけど結構高くなった
- 納期に間に合わないだけじゃなく中身もさっぱり
- できると言ってた機能が動かない
- 逃げた
上記を避けるため下記のようなチェックポイントを意識しましょう。
・見積仕様書を作成してもらう
作ってくれないのは提案時のお話を実現してくれないと宣言してるのと同意です。必ず作ってもらい、提案時の内容と差異があれば追求しましょう。
言った言わないのケンカになる前に、なぜその会社に依頼することになったか考えれば、提案内容に魅力を感じたからだと思いますので、その提案内容を確実に実行してもらえるようにしましょう。
・実現すべき基本ラインは依頼前に押さえておく
大抵のシステム開発会社は、過去の資源を所有してます。同じような機能はすでに過去の資源にあるので、要望に合わせて追加や変更を加えていくのが通常です。これが安くできる基本的なベースになっています。
ところが。
クライアントによっては、打ち合わせを繰り返すたびに仕様が膨れていく事があります。気持ちはわかりますが、途中でそれを吸収しようとすれば、おのずと金額はつり上がります。上記の基本ベースから逸れているわけですから。
提案を受けたい気持ちはわかりますが、基本的な構想や必要最低限の機能はあらかじめ想定しておくことが重要です。提案された内容は、あくまでそのシステムに色を添えるレベルでしかないのですから。
注意していただきたいのは、機能の想定はざっくりでいいです。顧客名で検索したいとか、そんなレベルです。それ以上はシステム会社の意見を聞きましょう。その受け答えで、ある程度のスキルレベルが計れると思います。
・チェックポイントは複数設定しておく
適宜、ミーティングなどを設定するとは思いますが、そのときに進捗状況を聞いても、「予定どおりです」とか、「少し遅れていますが、十分取り返せます」とか、そんな根拠の無い報告をすることが多いと思います。
機能ごとにチェックさせてもらえるようなレビューを設定しましょう。1週間後に検索機能のレビューをしましょうとか。そんな感じで、適宜チェックしましょう。
じゃないと、
納品日に痛い思いをしなければならなくなります。
◆
とてもざっくりな感じになっちゃいましたが、ボクが気をつけているポイントは以上になります。この他にもある気はしますが、このエントリを書いてる時点で思い出せません(汗)
プロジェクトというものは生き物ですから、刻一刻と状況が変わってきます。その変化に対応できるかできないか、それがパートナーとして信頼できるかどうかのポイントだと言っても過言じゃない気がします。
上記に気を配ってもダメだったら、その会社とは付き合うだけ無駄ですネ。
次回は逆にシステム屋さんの立場から、クライアントと上手にお付き合いする方法について書きたいと思います。
最近、新しく作成したページを上位表示させることで、誹謗・中傷が書かれたページを相対的に下げる「逆SEO」というサービスが流行ってるようです。(つまりやってることはSEO)
逆SEO「レピュテーション対策」で売り上げ急伸-エルテス菅原社長
最初、ふんふんと思って読んでいたのですが、1つ疑問が。
誹謗・中傷かどうかをどうやって判断するんでしょうか?
誹謗・中傷を書かれた会社はもちろん「誹謗・中傷だ!」と主張するだろうし、書いた人は「事実じゃねぇか」と思うはずです。
なんだかこれって炎上の火種になったり、SEO合戦でクライアントが消耗するだけのような・・・
僕個人の考えを言うと、本物の誹謗・中傷はほっといてもいいんじゃないかと思います。
消費者はそんなにバカじゃないですし、誹謗・中傷を信じる人はさよならってことで。
本当の事で悪評を書かれたなら仕方ないです。真摯に受け止めてアンチをファンにかえるような改善をすればいいだけです。
細工をするのは好きじゃないなぁ。
タガヤっす。
昨夜も経営者のみなさまと呑みに行ってました。2日連続はかなり稀でして今夜は静かに過ごしたいと切実に願ってます。
#フリじゃないので誘わないでそっとしておいて!
昨夜のメンバーはみんな個性の塊でして、オイラはいろんなタイプがいるんだなーと勉強させてもらってましたが、ひとつだけ、どうしても理解に苦しむ部分があったのでエントリします。
◆
ある経営者が自社の従業員のことを、「ウチのボケ共が〜」とか「可も無く不可も無く〜」とか表現してたので、ボクらはすかさずツッコムんです。「そんな言い方したらアカン」って。
よくよく聞くと、どうやらこういうことらしいのです。
「小さいしがない会社で、しかも社長もそないに長所はない。
そんな会社に優秀な人が来てくれるわけはない。」と。
ボクは激しく違和感を覚えて、ボクの持論を展開するわけですが、中々聞き入れてもらえません。なぜなら、その人にとってボクは「優秀な経営者」の言う事だからです。優秀なヤツに平凡のヤツの気持ちがわかるかと。
気持ちはわからないでもない。
ボクもそんな時期はあったから。
でも決してボクが優秀なわけではなく、現状に満足せず日々勉強したから今があり、これからも勉強し続けるつもりです。その積み重ねがボクを高みに誘ってくれると信じてるのです。
その方の会社は当社よりも売上があり、社員数も多く、東京にも支社を持っています。それだけでボクよりも優秀な経営者なのです。しかし経営手法はまったくの反対で、会話の多くは噛み合いませんw
ただ、経営の世界に正解も間違いもないんです。結果しか求められてません。失敗したかなーって思った決断でも、絶対に何か残ってるはずなんです。会社を潰してしまうような決断でなければ、それは失敗じゃないんです。
あの失敗があったから今がある。
そう言って笑顔でグラスを傾ける経営者は、皆すばらしい人たちばかりです。
◆
せっかく出会い、一緒にお酒を呑む関係になれたのですから、その経営者の方には是非、もっと大きな商いをしてほしいと願っています。
余談:
「タガヤさんってホントにエラそうですよねーw」
っと呑んでる間、言われ続けました(汗)
ボク、自分ではフレンドリーなんだって勘違いしてたよ。
ところで、エラそうと感じられずにフランクかつフレンドリーな対応ってどーしたらいいの?
あまりに長時間に渡り言われ続けたので、ちょっと殺気が芽生えました。
次言われたら、オレの必殺右ストレートをお見舞いしよーと思います(・∀・)
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