9月 24

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タガヤっす。

前回、開発合宿でもお世話になった「和知青少年山の家」にお邪魔してきました。予約を取ってたんですけど、急なキャンセルなどがありまして、人数調整をして行ってきました。

近所のおそば屋さんでおそばを食べて、山の家にいってみると。

さすがシルバーウィークというにぎわいでして、ビール飲み放題の権利獲得を目指してお手伝いしました。テント設営にBBQ用の炭の火起こし、テーブルの設置、その他もろもろ。

もちろんビール飲み放題をいただきまして。
たくさんの栗もいただきました。



前回来たときにあった池の水が無くなってることに気付き、宿守に聞いてみると、目の前にある川から水を引いているらしく、そのパイプが詰まってるか、取水口がずれているのでは?との話だったので、お安い御用と修理を引き受けました。
このときは目の前に川があるもんで、簡単に考えてたんです。

ところが。

対岸には山がそびえ立っていて、まるで人間の立ち入りを拒んでいるかのようなうっそうとした雰囲気のある場所なのです。まずそちらに渡り、雑草が身長ほど伸びてる山道をかき分けて山を登る事数十分。

宿守が言います。

「黄色いタンクが見えるやろ?」と眼下数10メートルを指差します。



実物大が想像できないぐらい
小さく見えてます(涙)


ま、まさか、この崖を下るのか?と思いましたが、それはいくらなんでも無茶って話です。

だって、さっき山を登ってた道中、こっちに踏み外すとヤバいなーってぐらいの角度で切り立ってる山ですもん。完全に谷です、谷。ハイジんとこのペーターもビックリですよ。

すると宿守は谷にある切り株を指差します。



「ほら、このロープを伝って降りるねん」



ホームセンターとかでよく見る、ビニール製の黄色と黒のストライブなロープです。それが切り株に頼りなく結んであります。その先は遠く谷底まで続いてます。



マジで?(汗)
ザイルとか鎖とかじゃなくナイロン製なんだもん。

ところが、御年50過ぎの宿主がお手本とばかりに下り始めました。その過程を見ていると、ここで行かなかったら男として宿主に劣ると、男の意地ってヤツに火が着きました。

こっちは特殊部隊の訓練を受け、ラペリングというロープを使ってビルを下りたり、天窓から侵入するなんて日常茶飯事にやってることです。



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ゲームの話ですけどw
#Rainbow Six Vegas 1 and 2( Xbox360 )

とにかく必死こいて下りましたよ。
ナイロンだから伸びるし、カラビナとかじゃなく素手で握ってるもんで痛いし。

下から声がします。



「絶対にロープから手を離すなよー」

そんな勇気はまったくない!



いやー、すげぇ体験をしましたよ。
バッシュは山では意味が無い。つーかめっちゃ滑る。

で、修理ができたかというと。
もうひとりの宿守のお手伝いさんがパイプレンチを忘れてしまい、取水口だけ治して帰ってきましたw

帰りの道中はけもの道と言われる道すらない森の中を、水を通すパイプを伝って帰ってきました。道中、イノシシとシカの白骨を発見。いろんな骨が転がってましたけど、頭の骨をお手伝いさんがテンションあげて持って帰ってきてました。

やっと山の家の前にある川まで降りてきたら、野生のヘビ、恐らくアオダイショウと思われる幼蛇を発見! 今度はボクがテンション上がってしまい、捕まえようとして転けましたw

無事捕獲して観察してると、飼ってるヘビとは違う体の使い方をして脱出を計ります。すげー、と思いながら簡単には逃がしませんw
ひとしきり観察して逃がしてあげました。
大人になれば1メートル以上になる種類ですけど、まだ1メートル未満の子供でしたので平気でした。ウチのコよりも小さいんだもん。

マムシが出ると言われてたので、楽しみにしてたのはここだけの秘密です。



文字通り、必死の中で生還した翌日、
筋肉痛がひどくて仕事する気になれません・・・

スイッチを押したかのように、あまりにも普通の日常に戻ってきているので、昨日の出来事には思えません。

でも気持ち、色んな意味で強くなった気がしますw


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