タガヤっす。
当社ではECサイトを運営させていただいています。
当社はECサイトの企画、制作、運営、プロモーションを担当させていただき、注文の処理はメーカーさんにお任せしております。WEB上の一切は当社が責任をもって運営しておりまして、さながらメーカーさんのWEB担当という立ち位置ですね。
商品に対するお問い合わせはメーカーさん対応で、サイトに関するお問い合わせは当社が担当しております。レベニューシェアというかたちで、売上の◯%を対価としていただいております。
これが当社にとって様々な経験をもたらしてくれました。
約2年運営してみてわかったことをエントリします。
ちなみに今、現在の考え方でして、WEB業界は移り変わりが激しいので、同じことを半年後も感じているかは保証しませんw
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そもそもコンバージョンレートって何か?と言うと、お店に来てくれた方が何人いて、その中で購入してくれた方が何人いたのか?というものを数字にしたものです。
CVR5%と言えば、100人の訪問者の中で5人の方が購入してくれたということになります。
さて本題です。
適性なコンバージョンレートっていくつなんですか?
WEB制作の人とか、SEOの人とか、高ければいいぐらいの勢いで言ってますけど、ボクは高すぎるのも問題だと感じるようになりました。
ボクはひとつの仮説を立てて、現在運営してるECサイトの適正を5%と設定しました。
◆
例えば、運営開始1年以内であれば、5%は夢の数字かも知れません。なぜなら、SEOやPPC広告などでアクセスを増やすことに特化する時期だからです。それらのツールは将来お客さんになる可能性がない方のアクセスも増やしてしまうからです。
1度か2度、検索エンジンの影響による売上大幅ダウンも経験しました。「グーグルダンス」と呼ばれるものですが、検索結果順位の変動により売上が上下する状態のことを言います。
グーグル先生の気分によって売上が上下する状態は、決して健康とは言えません。そこで当社では、ユーザーに対してブックマークをしていただくような仕組みを導入しました。
すると、検索エンジンへの依存率は下がりました。
つまりダイレクトアクセスが急増したのです。70%以上あった検索エンジンからのアクセスが30%程度まで落とすことに成功しました。
すると今度は、急激にCVRが跳ね上がりました。
20%超という数字になったこともあります。
これはボクにも異常値であることがわかりましたので、すかさずPPC広告の予算枠を増やしました。
今はCVRが5〜8%ぐらいに落ち着いています。
◆
この経緯がボクの言いたいことです。
つまり今、自社のECサイトがどこを目指しているのかを把握し、講じる施策が成功しているかどうかを数字を元にチェックする必要があるのです。
適正は広告予算はいくらなのか。
それは広告費がきちんと「ペイ」する必要はないと考えています。なぜなら、新規顧客の開拓というものには、思いの外予算がかかるものなのです。
CVRが異常に高い場合は新規顧客にリーチできていないことを示していますし、CVRが異常に低い場合はリーチしたいターゲットにリーチできていないことを示しています。
#CVRが低い場合、サイトの作りで上げられることが
#ありますが、ここでは割愛します。
では、運営しているECサイトの適正なCVRは?と聞かれれば、そのサイトの特性や現在のフェーズなどを把握しないとわからないものなのです。
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当社で運営しているECサイトの適正は以下になります。
・CVR5〜8%
・検索エンジン依存率30%
この数字を大きく外さないように、日々ユニークアクセスとPVの向上を目指して頑張っています。
昨年11月で満2周年、3年目になった、
http://paman-dr.com/ をよろしくお願いいたします。
けっこう売れていてビックリしてますw
トラック用品ってそんなにニーズがあったとは思わなかった。。。
今、ウチに来ているインターンの子にリスティング広告について教えています。
ひととおり出稿方法について学んでもらったので、次は広告文を考えてもらいました。
するとね、広告文に変な記号が入ってるんですよ。
例えば自動車のタイヤカバーの広告文が
\簡単装着/ミストを遮断!マスキングに最適!
みたいな感じなんです。
僕は思いました。
\と/は何なんだろう・・・
\(^o^)/オワタ なのか
ヽ(´ー`)ノワーイ かな?
考えてもわからないのでなぜ入れたか聞いてみました。
サワ「これなんで入れてるの?」
インターン「かわいいから」
サワ「( ゚Д゚)なんですとー」
さすがです。
僕の理解を超えていました。
で、一応「カワイイ広告は自動車部品とマッチしないから変更しようね」ということで修正してもらいました。
(そもそも\簡単装着/がカワイイというのがわからないんですけどね)
しかし、
しかしです。
今日になって、僕みたいに「\と/は何なんだろう・・・」と思って広告に目が留まる人がいるんじゃないかと思い始めました。
僕は出稿する前からダメ出ししたけれど、ユーザーが何をクリックするかなんて出稿するまでわからないのです。
CPCも低いし、広告文はいくらでも追加できる。
最終的に効果測定してチューニングできればいいから発想は自由にさせよう。
というわけで、\簡単装着/みたいなフリーダム広告も許可してみようと思います。
(理由がカワイイからというのはビミョーだけど・・・)
出稿したら僕が考えた広告文も追加して、どっちが勝つか結果をみます。
負けたら凹むなー(笑)
タガヤっす。
先日コンタクトレンズが切れたので買いに行こうと調べてましたら、ホットペッパーに広告がたくさん載ってると聞いたので見てみました。
ふーん。
だいぶ前のミナミの呑み屋での会話を思い出しました。
ちまたの女性の間で「初回荒らし」というものが横行していて、サービスの質が低下してるという内容でした。
エステとかネイルとか美容室とか、そんな業種なんですが、初回サービス目当てで来店するだけのお客さんのことを指すらしいですが、もしオレが女性なら、オレもやると思うw
◆
集客するため、クーポンを発行する
集客は達成するが、客単価が低下する
さらに、固定客は定価であるため面白くない
スタッフが忙しいので、サービスの質が低下する
固定客は定価を支払っているのに、サービスだけが低下してさらに面白くない
ざっくりではありますが、新規顧客を開拓して固定客化するための広告が、固定客を減らすことに繋がっていると分析できるわけです。
もっといろいろデメリットはあるけど、最終的に売上を確保する為にクーポンを発行し続けなければならなくなったとき、そのお店の存在意義はないと言っても過言じゃないです。
過剰な広告戦略は、お店のアピールすべきサービス内容であったり、技術であったりする部分を覆い隠してしまい、つまるところ、価格競争の渦中に身を置くことになってしまうわけです。
◆
決まった美容院に行っている人がいるとします。
その美容院は前髪カットだけでも2,000円らしいです。
しかし、近所に前髪だけなら500円ってトコがあるらしいのです。
カットはお気に入りで、前髪は違うとこ。
ボクなら500円でやってることがあると知れば、500円でやらせてもらいますね。ただし、数回のうち1度ぐらいは、トリートメントとか、オプションの営業をさせてもらう。つまり、客単価を上げるための営業です。
固定客の客単価を上げる営業と新規顧客を獲得する営業、どちらがコストが高いでしょう?
いわずもがなですネ。
◆
新規顧客のため
新規顧客を固定顧客にするため
固定顧客の客単価アップのため
少なくとも、以上の3つは別に考えて戦略を考えないと、生き残れないんじゃないかと思うんです。
◆
とまあ、ホットペッパーをちょろっと眺めるだけで動き出すボクの脳みそは働き者だなーw
どいつもこいつもAdSenseか?
タガヤっす。
今更な感じが満載なのですが、一言言いたい。
以前から愛用していたLivedoorBlogですが、
システム的に対策がされていて、
自分のAdSenseが貼れなくなりました(涙)
いろんな外部リンク、つまり広告やアフィリエイトなどをテスト的に貼っては、試していたんです。で、結構収益が上がって、「こりゃ本気でやりゃあ小遣いぐらいは稼げるんじゃね?」って感じて、ひとまず放置してたんです。
先日、無料アカウントを整理してて、レイアウトがどっさり崩れていることがわかったので、美しくないのは悪だとばかりに修正しようとしたんですが。
どうやらシステム的にダメっぽい(汗)
アドセンスやアフィリエイトがどさどさ貼れて、
デザイン的にがしがしカスタマイズでき、
URLが視覚的に美しく、
ちょっとやそっとじゃ重くならない、
無料で使えるBlogASPはありますか?(・∀・)
SEOのテストにも使ってたのに。
まったく、どいつもこいつも、
儲からないから、広告表示したらいいんじゃね!?的な発想からそろそろ抜けろと言いたい。
オレは「はてな」のそういう戦略に、もうお腹いっぱいなんだよ!!
http://sinseihikikomori.sblo.jp/article/19872164.html
Livedoorはシステム的には優位やと思ってたのに。
開発陣のあくなき挑戦というか、
そういう雰囲気が伝わってきていいなーって思ってたのに。
是非、違う価値観で勝負していただきたい。
あ、ウチでコンサルしまっせ(・∀・)
タガヤっす。
昔からの知り合いの会社なんですけど、
一応フィーはいただいているので当社のクライアントとしてお話をw
新事業をスタートさせるということと、
その事業がWEBだということで、
構想段階からちょこちょこと相談にのっていました。
制作は他社に任せて、戦略的なコンサルティングを行っています。
ウチのアドバイスどおりにプレスリリースを打ってくれた結果、
表題のWBSに取材してもらうことができたみたいです。
先日(月曜日)に放映され、少なからず反響はあったみたいです。
◆
話は変わるけど、最近、確信めいた勘が働くようになりました。
なんかわかるねん。
仕事って自社だけじゃなく、クライアントや協力会社など、
複数の会社が互いの事業ドメインの価値観で行うことが多いでしょ。
やらしい話でもなんでもなく、自社の意見をしっかり聞いてもらおうと思ったら、他社のことを良く観察して着地地点を予想することが重要です。将棋で言う「数手先を読む」って感覚です。
それをこの数年間、徹底して実践してきた。
するとある日突然、相手の考えがわかるようになった。
アドバイスを求められて、話を聞いただけでソリューションが複数のアドバイスとして提供できるようになった。
最近その的中率が100%らしく、「予言者かw」と茶化されることも少なくないです。
前述のコンサル先には是非成功してもらいたいと思っているので、いいタイミングでボクの能力が開花した感じです。的中してる間にぶいぶいとコンサルしまくって、儲けてもらってたくさんお支払いいただきたいと思います。
10数万のプレスリリース実費でWBSを釣ったんだからさ(・∀・)
オーバーチュアに多くの広告を出稿する場合、管理画面からちまちま設定するのは非常に時間がかかります。
幸いにもオーバーチュアにはCSVをインポートする機能があり、一括で広告を設定することが可能です。
ただ、このインポート機能がくせものです。
CSVのテンプレートがダウンロードできるので、それに追記してインポートしたのですが、形式がおかしいやら文字コードがUTFじゃないやら広告グループIDがないやら言われてエラーになります。
一応、エラーログがダウンロードできるので確認し、エラーメッセージどおりに修正しましたが、インポートできませんでした。
要するに言われた通りにしたらダメなんです。
だいたいエラーメッセージでは「インポート形式が変わりました。ヘッダ行を削除してください」と言ってるのに、CSVテンプレートのところには、「ヘッダー行を変更しないでください。」とおもいきり書いてます。どっちだよw
で、いろいろ試行錯誤してうまくいった方法を紹介します。
- 管理画面でキャンペーンを1つ作成
- 広告グループを1つ作成
- キーワード、広告を1つ作成
- キャンペーンをエクスポート
- エクセルでエクスポートしたCSVを開く
- すべての広告グループ、キーワード、広告、リンク先URLなどを入力
- キャンペーンIDを全行コピー
- その他の設定が同じならコピー(広告グループID、広告ID、キーワードID、チェックサムは入力しない)
- 最初に作成した広告グループ、キーワード、広告の行を削除
- 上書き保存
タガヤっす。
広告代理店には友人も多いです。
ウチはシステム制作を請け負ってますが、WEBシステムというのはデザインとは切り離せないものなので、一般的にはWEB制作と言っても語弊はないと思ってます。
WEB制作の現場もここ数年で様変わりしてまして、大概の会社さんは、SEOやSEMなどをうたい文句に営業したりしてます。そんなもんネット調べりゃわかるレベルのもんですけど、それでもなにか「売り」を持ちたいという気持ちの表れなのかも知れません。
最近ではWEBでのPRやマーケティングを武器にしている制作会社も多く出てきました。ウチもそのひとつだったりしますが、ウチはそれだけじゃなく、セキュリティやUIやs(ry
自慢になるので止めておきますw
さて何がいいたいかというと。
これが表題にリンクするわけですが。
制作部隊にマーケティングの能力が加わると、広告代理店にとっては脅威になるわけです。元々営業力が武器の会社で、実はそれだけだったりするのが実情でしょう。システムやUIのことを突っ込んで聞いても、営業担当が応えられるはずもありません。知らないんだから。クライアントから見れば、ただのご用聞きぐらいのイメージでしょう。
インターネットの世界において、単なるご用聞きは必要ないんですよ。
今後も淘汰が進めば、広告代理店の下請けとしての制作会社と立場が逆になるんじゃないかな。
広告代理店と付き合いのある人が口々に言うことは、「担当営業が使えるかどうか」が決め手だと言います。つまりメディアだとか提案内容だとかは、ドコも同じようなことを言うだけなんですよ。オレもそう思います。
使える、というのは経営者によって基準は異なるでしょう。それを察知して要求される結果を出せるかどうか。かわいそうなことに、大抵の営業さんはそこを理解していない。広告枠を売ることしか考えてない。そういう意味でも、制作会社の方がクライアントと健康的なお付き合いができるのでしょう。
なぜなら、制作会社とはクライアントの想いをWEBというカタチで表現することが仕事なのですから。
◆
クライアント → 広告代理店 → 制作会社
ただの伝言ゲームだし、細かいニュアンスなどが正しく伝わるかどうか。
クライアント → 制作会社 → 広告代理店
制作に関しての不安はなくなりましたが、広告の効果に不安があります。
でも、その不安って広告代理店に直接依頼しても同じことなんじゃないの?
◆
制作会社は提案の幅、つまり守備範囲を広げる必要がある。
広告代理店は、制作会社ともっと密に付き合う必要がある。
これらが実行されれば競争力も高まるし、なによりクライアントにとってもいいことだと思うんだ。
で、ウチはなんでもできるけど、アピールポイントって少ないなーって思う。まあ制作会社で終わるつもりがないからなんだけど、それでもなんか考えたいなー。安い以外でな(・∀・)
本ブログでも導入している「なかのひと」を企業向けに機能強化した「UserInsight」がリリースされました。
「なかのひと」と何が違うのかと言うと、「ヒートマップ」と「ユーザー解析」の機能が追加されているようです。
こいつはすげぇ!と思ったのはユーザー解析で年齢・性別がわかるところ。
非会員制サイトでも年齢・性別がわかるならメディアシートに書けるやん!うへへ
と思ったのですが、
Q.男女、年齢などのデータはどうやって取ってるのですか?
ユーザーローカルが提供する位置情報連動の無償アクセス解析ツール「なかのひと」(約 7 万 5000 サイトが利用)の持つ、機械学習アルゴリズムを利用して性別や年齢、ネット利用度などの各種ユーザー属性を推計しています。
User Insight では、大規模データをもとに、アクセス傾向の近いユーザーを統計的にグルーピングしたものをユーザー推計として利用しています。
個人属性やプライバシーに関する情報は含まれておりません。
ということで推測なんですね・・・
ただ、
Q.推測では精度が低いのではないでしょうか?
ページビューによって精度が変わってきます。アクセス数の多いサイトほど正確な結果になります。
なお、過去に弊社のツール「なかのひと」で精度に関する調査を実施いたしましたところ、年齢で 87%、性別で 82% のご利用者が、正しい結果が出ている、とお答えいただきました。
ということでそこそこの精度はありそうです。
個人的には解析結果がわかりやすいところが好きです。
レポートを作り直さなくてもクライアントさんにそのまま提出できそうなので^^;
月額利用料は5万円から。
そこまで高くないですが、もうちょっと安くならないかな・・・
先日、ヤフージャパンがいよいよインタレストマッチ広告に本腰を入れだしたというニュースを読みました。インタレストマッチというものは、ユーザーの行動を分析してそれにあった広告を配信する「ターゲティング広告」と、ホームページ等のコンテンツの内容を分析し、それにあった広告を配信する「コンテンツマッチ広告」、この2つをあわせたようなものなんだそうです。
つまり、「こいつは○○に興味を持っていて、このホームページにアクセスしていると言うことはこの広告を配信するのが一番効果が高そうだな」という感じで、ユーザーの行動とコンテンツの中身を同時に把握しつつ、最も広告効果が高くなるような広告を判断して自動配信する、そんな広告手法でしょうか。
ですがまあ少なくともそういった判断は一瞬で行われる必要があるわけですし、さすがのヤフーでも実用に耐えうるレベルにまでこのシステムを練り上げるのはまだまだ先だという感じでもあるのですが、成長率に陰りが見えてきたヤフージャパンにとって、このインタレストマッチというものは巨大な金脈が眠っている未開地に見えるのかもしれません。主力の検索連動型広告は大きな収益をあげていますが、検索キーワードによってはほとんど効果が上がらないキーワード群も現状沢山存在していたりするからです。
しかしこのシステム、実際に動き出すとなれば大きな効果を上げると思います。特に、提携サイトを含めると日本の総ページビューの4分の1、月間500億ページビューを誇るヤフーであれば、様々な個人情報も色々な形で簡単に手に入れ、ひもづける事ができるでしょうしね。また、他の大手サイトもこういった動きに追従することになるかもしれません。
そうなるとこれからの流れとして、より細かく、より自然な形で個人情報を集めることに成功した企業が勝っていくのかなと思いました。ヤフーは私のことを私以上に知っていたりして、やたらと精度の高い人生相談を行ってくれるようになったら不気味ですが面白くもありますね。個人情報漏れがおこったら大変な事になるかもしれませんが。
インターンの八木です。
相当に人見知りで面接でもビビりまくった私ですが、入社数日にしてなぜかもう馴染んでしまった感があります。
◆
昨日読んだメルマガの中に、RSSリーダーやSNSの台頭によって企業が発している情報の過半がその企業の管理外の所で消費される事になってしまい、炎上等のリスクが大きくなって大変だなあ、みたいな話が書いてありました。
ですが、炎上によって大きなダメージを受けた企業は実際の所ほとんど無い気がしますし、それほど怖がる必要はないんじゃないかなと私は思っていまして、どちらかといえば炎上リスクを過大評価した一部の企業がネットを使ったマーケティングに対し消極的な姿勢を見せている事の方がよっぽど損失量としては大きいんじゃないかと思っています。
以前フリーで働いていた時も、お客様相手にブログを使ってのマーケティングを色々提案してみたりした事もあるのですが、「それって炎上したりするんでしょ」と言われてうやむやになったことがありまして、もったいないなと思ったことが結構あります。程よい炎上は宣伝になると個人的には思ってはいるのですが、まあ責任問題だとか、色々と絡んでくると躊躇してしまうのも仕方がないのかなとも感じていました。
そこで、もっと良い形で情報発信できるツールを作れないかと考えたのが2年前。
その時私は、ユーザーに自作小説を投稿してもらうような中規模ぐらいのサイトを運営しておりまして、毎日10作程度の作品の投稿があったのですが、その時に考えていたのは、企業の情報発信と、この小説投稿サイトを組み合わせて新たな情報発信ツールを生み出すことはできないか、という事です。
例えば、ある企業が斬新な商品やサービスを開発した。しかし開発したはいいが宣伝するだけの体力がない・・・という時に、その商品やサービスの具体的な情報を「お題」という形でサイトに投稿してもらい、そしてそのお題をうまく取り入れながらユーザーが一定期間内に小説を書き、投稿するという感じです。
で、小説を投稿してもらった上で、企業側の「宣伝になるかどうか」という視点と、サイト会員ユーザーの「面白いかどうか」という視点で評価をつけてもらい、もっとも高い評価が付いた作品の著作権を企業がプロモ用の素材として作者から買い取り、また、その作品を評価した人の中から抽選で、その商品が無料で贈られる(サービスであれば無料で利用できる)という仕組みです。
このサービスにより、企業は「より好感を持ってもらいやすい形での情報発信」が比較的安価で可能になり、ユーザ側も今まで無料で書いていた小説から何らかの利益を得ることができる仕組みになるので、もうちょい工夫すればいい感じになるんじゃないかと考えておりました。
また、挿絵なんかも募集して、FPDFあたりを使ってPDF化し無料配布し、作品のダウンロード数に応じて企業から対価が作者宛に支払われるようなシステムも考えていましたが、結局その時は開発中に興味が別に移って途中でやめてしまいました。。
まあ他にも色々な方法があると思いますが、情報自体が好感を持ってもらえるような形式で流れていくような情報発信を仕掛けることで、たとえば全情報の中で、ネガティブな形で流れる情報が本来40%だったところを35%にまで下げられるとか、そういった考え方を取り入れても悪くないんじゃないかと最近思っています。
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