10月 26

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ヤギです。
先日、知的生産性がどうのこうのという雑談(←あまり内容は覚えていない)を社内でしていたのですが、その話を聞きながら考えていた事を以下に書きます。



規模の大小を問わず、長く経営を続ける事ができている会社には大抵1人以上のアイデアマンが存在しているように思います。そして、そのような人はアイデアを具体的な仕事に変換していく能力も持ち合わせている場合が多いため、同業他社サービスとの差別化に大きな力を発揮したりします。

また、ごく一部の会社などではそういった人材がかなり高い割合で存在しており、お互いに刺激し合いながら次々と斬新なビジネスを現実化させていっているみたいですね。リクルートとか。

情報共有の効率が良くなれば良くなるほど差別化は重要になってきますので、インターネットによって情報のやりとりが加速度的に充実していくであろうこれからの社会では、差別化の元となるアイデアの価値というものもやはり加速度的に大きくなってくるんじゃないかと思います。

そこで妄想していたのが、顧客企業の持つアイデア総出力、つまりその企業で雇用されている社員が生み出すアイデアの質と量を最大化する事に特化した、コンサルティング的なサービスを作り出せないか、ということです。

具体的にどのようなサービスかと言いますと、顧客企業の社員に対し、たとえば「熱帯地方に住む人々に電気ストーブを販売するときの売り文句をいっぱい考えて下さい」等の質問を行い、帰ってきた答えの数や質からその企業の平均アイデア力を数値化し、その数値をどのようにすれば最大化できるか、という事を考えアドバイスする、というような感じでしょうか。

思うに、きちんとデータを取ってみると、たとえば大都会にある会社と地方都市にある会社では、全く同じ経営者、同じ社員であっても、何らかの外部的要因によってアイデアの出力量が違うのではないかと思います。では、朝に朝礼を行う会社とそうでない会社ではどうでしょうか。女性の多い会社とそうでない会社はどうでしょうか。観葉植物が大量に配置されている会社とそうでない会社とでは、通勤時間の長い会社とそうでない会社では、怒って育てる主義の会社と褒めて育てる主義の会社では、、

そのようなデータをあらかじめ取得しておき、分析した上で、どのような社内制度を整備し、設備を導入し、どこを変え、どこを維持することによって、普段の仕事の中に自然にアイデアフルな部分を導入できるようになるかをアドバイスする、そんなサービスです。

……かなり非現実的な感じもするのですが、何かと組み合わせて10年後ぐらいにやってみたら案外いけるんじゃないかと思っています。

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