11月 10

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利用者が意外にたくさんいるという事がわかったのは、放置していたアカウントからのメールを数年ぶりに受信すると、懐かしのオオアリクイのスパムなどと共に、[お問い合わせ]という件名のメールが大量に来ていたからです。作ったまま放置していたサイトのお問い合わせフォームから来ていたものでした。

そのサイトはどのような内容だったかというと、「他人に見られると困るのでブラウザのお気に入りには保管できないURLのリスト」というものをお持ちの人も結構多いと思うのですが、そういったサイトのURLを保管することができるブックマークサービスのサイトでした。

これがソーシャルブックマークサービスだとすれば、(日本の)各種ブクマサービスと比較しても結構速めのサービスオープンだったかもしれませんが、もともとそういったものを意識して作ったわけではありません。

その時私は他にもいくつかのサイトを運営していましたので、どこかよくわからない場所から出てくるであろう強力な競合サイトの存在をいち早く察知し、そのコンテンツや新アイデアを模倣して常に優位を確保しておく事が大きな目的でした。

つまり、自分が管理するサイトと同時にブクマ登録されたサイトは競合サイトである可能性が高く、その競合サイトの登録数が急増した場合、要注意であると。本当に昔は商売熱心なネオニートでした。。

機能としては、普通にURLを登録できるほか、googleの類似サイト検出機能を利用して、登録したサイトと似たサイトを次々と提案していく機能があったり、「同一のタグを付けたサイトで、1日以内に更新があったものを1クリックで全部開く」みたいな妙な機能もついていました。

また、ブックマークサービスは、一般的にはURLを入力してサイトを登録するものですが、「サイト名」を入力するだけでそのサイトを登録できるという不思議機能もありましたね。

ただ、会員システムを作るのが怖かった為に、IPでユーザーを判断するという恐るべき仕組みを採用しており、IPが変わる人は使うな的な警告がトップページに書いてありました笑 どうしてこうなった…

まあそんなわけで色々と微妙なサイトだったのですが、途中で飽きてしまったのと、リンクジャンプの間に広告ページを挟んでボロ儲けじゃ、と企んでいた緻密な計画が大外れだったこともあって放置モードに入ってしまい、最近メールを受信してようやく思い出した、という感じです。

そういうわけで、他であまり作ってなさそうなものであれば、一見くだらないものでもよいので何でもとりあえず作って放置しておくもんだなあ、と思いました。今からでもちょっと梃入れしたら何か新しいものに化けるかもしれないですし、最初から利用者がいるのであれば色々と実験しやすいですしね。

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