11月 17

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タガヤっす。

最近ちまたで話題のソーシャルアプリですが、ウチにもいろんなお話をいただくようになりました。

アプリケーションのプラットフォームと捉えれば、iPhoneとかAndroidとか、そんなアプリと一緒かなーって思うんですけど、ちょいと画期的かもと思える部分があります。

それは、

Open Socialという統一的な仕様をGoogle先生が決めてること。

つまり、Open Social準拠のSNSだと、書いたアプリケーションがドコでも動くということで、ある意味「マルチプラットフォーム」を実現できてることかなと思う訳です。

どうもボクはこの「マルチプラットフォーム」という言葉に弱いらしく、10年以上前にJavaに没頭したのも、このキーワードがボクの心を鷲掴みにしたからに他なりません。

しっかし、どうも納得のいかない部分もあります。

ボクはインターネットのサービスは世界規模であるべきだという想いがあります。つまり、ソーシャルアプリは言語の壁が思いっきり存在し、その壁を越えるのではなく、むしろ鎖国を冗長してるように見えるのです。

さらに、そのSNSの会員数以上の利用は見込めないのです。

SNS運営側の利益の源泉はユーザ数やPVです。
ユーザが利用料を支払うか、PV数を広告料というお金に変えます。
しかし、SNSは飽きられてしまっています。

その上げ止まってしまったユーザ数やPV、滞在時間を稼ぐためにAPIを公開し、会員のつながりを利用したアプリケーションを提供できたら、まだまだ稼げるんじゃないか?という狙いが簡単に推測できます。

アプリケーションの制作側は、すでに大きな(?)マーケットがそこにあるので、参入すれば一気にユーザ数を稼げる可能性があります。

しかし、ボクも少し遊んでみましたがすぐに飽きました。
つまり、かなり短命なアプリケーションを大量に消費するプラットフォームなのではないかと考える訳です。

また、違う懸念もあります。
あるサービスではすでに決済情報が漏洩しました。
常に犠牲者はユーザーなのです。

作り手として考えるのは、ユーザが楽しんでくれるアプリケーションを気軽に制作して公開する環境はすばらしいとは思いますが、単純にお金と時間を如何に落としてもらうか?しか、考えてないんじゃないかとも思います。

極論、何も生み出さないどころか、単に消費するだけのアプリケーションだと言えます。

長年、システム開発に携わっている身とすれば、それはとても悲しい方向性だと言わざるを得ません。なぜなら技術者は、クライアントの利益を最大化するために、コストを削減したり販売チャネルを増やしたりしてきたからです。

そこでボクが改めて思ったのは、当社はユーザの価値観をさらに高めるか、新たな価値観を提案するような仕事を一生懸命やっていきたいということです。
たまーにおバカなことにも挑戦しつつw

ソーシャルアプリでユーザが得られるものを具体的に考えると、ちょっと悲しくなってしまったので思い切ってエントリしてみました。

断言します。
ASENSはソーシャルアプリはやらない。
#今のところ(・∀・)


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