11月 08

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タガヤっす。

先日、身内で話題になった些細なことなのですが、かなり深いなーと思ったのでエントリしておきます。



親になって子供をしつけるようになると、今まで社会で経験していたことが家庭でも発生するようになります。その中でも非常に難しいのが「しかる」という行為だと思っています。

そもそも、「しかる」という行為を行うのには理由があります。

・同じ過ちをしないように
・今後の教訓となるように
・相手にとって成長の糧になるように

いろいろありますが、「しかる」という行為は相手のために行っているのあり、しかる人はひとつも楽しくありません。むしろ避けれるのであれば、避けて通りたい道であるわけです。

しかし、部下を持つ人は「しかる」ということも仕事のひとつであり、この「しかり方」がうまい人は、部下からの信頼も厚く、仕事も非常にできる方が多いと思っています。

ボクは叱り方がうまいと言ってもらえる方ですが、何が正解なのか、未だに理解するに至っていませんし、叱り方について反省することも、時にはあるぐらいです。

それでも心がけていることがあり、それがまた子育てにおいてもリンクする部分がありました。

  • 自分は完璧ではないし、相手に完璧を求めているわけでもないことを説明する

  • 根本的な問題に気がついてもらえるよう、たくさん質問する

  • こちらがどう感じているか、冷静に言って聞いてもらう

  • 最終的にどうすれば良かったのか、一緒に考え、一緒に導く

子供の場合、感情的に怒ってしまうことが多いと思いますが、それは絶対にやっちゃいけないと思っています。それはしつけではなく、いじめだとボクは思うからです。

子供は弱い生き物で、親が守ってあげないといけませんが、守ってやってるわけでは決してありません。守らせてもらってるわけでもありませんが、ひとりの人間として接してあげて欲しいです。

これが大人、つまり部下などの場合、怒られている人は何を怒られているか理解できず、心では感情的になっているあなたを冷静に分析し、非難していることでしょう。

ただ、「怒る」というアクションはチーム運営において、非常に効果的に働く場合があります。空気がピリっとするといえば伝わるでしょうか。

ボクもたまーに、わざと「怒り」という感情を表に出して、チームの気を引き締める効果を狙うようにしています。これは心理学でいう

ボクは部下を指導するにあたり、90%の「しかる」と10%の「怒る」(心は冷静に)を取り入れるように意識しています。



叱り方がわからず、部下やチームの指摘すべき点を華麗にスルーする人がいます。それは自分にも周囲の人にもいいことではないと思います。

まずは、叱るというよりも、もっといい環境を目指した提案として、相手と積極的に話しあってみるといいのではないかなと思います。



書き始めて再認識しましたが、しかるときに意識すべきポイントとして、それだけで本が書けるほどの項目があるなーと感じました。

叱り方ってそれぞれの方法論があるとは思いますが、ボクも結構科学してきた自負がありまして、それを思い返していましたが、イチエントリで表現できるものではありませんねw

ちなみにボクは、いろんな人から叱ってもらい、怒ってもらった経験がありましてw
その中から得た知識で、自分の方法を見出しました。怒ってもらった経験が随分活きている気がしてなりません。そういう意味で、もっと怒ってもいいのかも知れませんねw



オレも完璧じゃねーし。人様を叱るって程えらいわけでもねーし。仕事のひとつだと思って叱ってるわけで。でも、それも立派な仕事なんだから進化させないとダメだよねー、みたいな感じで今に至ります。

もっと「叱る」スキルを磨きたいなーと思いました。



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