1月 25

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タガヤっす。

先週末、東京に出張してました。
つっても、営業は澤久に任せてたので、ボクはぶらぶらと友人たちの会社に文字通り「遊び」に行くっていうスタイルでした。
メインは金曜の夜に開催された東京IT呑み会です。

そこで感じたことをエントリします。



ボクは起業してからずーっと大阪を本拠地に活動しておりまして、以前はあった東京のお客さんも今ではお付き合いすらありませんでした。

なので今回は、2年振りに東京に行きました。
そこで今までの考え方を覆されました。

東京という場所は、ITに携わる人間にとって技術的にも知識的にも弱い人たちが集まって、大きな仕事を必死こいてやってるイメージだったのです。
優秀な人は地方で自分のスタイルで仕事をするもんだと。
#2002年〜2004年ぐらい

実際、そういう時代がありました。
ところが不況の影響でがらと変わってました。

地方の優秀な人たちが仕事を求めて東京を目指した結果、東京で仕事が完結するようになり、地方に仕事もない、優秀な人材もいないという、東京集中型になってしまっているようです。
#2006年ぐらいから

オフショアという言葉が昔流行りましたが、今年当たりからオンショア的な、東京の下請けで地方が安く請け負うという案件が、かなり広がるのではないかと思います。
外国とのやり取りで失敗してる会社が多数ありますので、自然な流れなのではないかと思います。

さらに。
案件の予算見直しにより、大手ベンダーが以前のように仕事が取れないところにリーチできる中小企業が元気でして、効率的に外注さんをコントロールすることで利益を出してるところもたくさんあるようです。

今後さらに専門性を求められるような仕事が増えるのではないかと。

ディレクション特化型、
システム特化型、
サーバ特化型、
デザイン特化型、
いろいろあると思います。

今時、ワンストップでサービスしまっせ!というキーワードは流行らない感じです(汗)

選択と集中を突き詰めて効率化されたプロフェッショナルな集合体みたいな感じのやり方なのかなあとイメージしてます。



そんな話を聞いた後、大阪の状況を見直すと、どうも地盤沈下してるのではないかなーと思います。

予算がないから安いとこに依頼して失敗。
今後も増えそうな予感です。

「今、関西で話題のIT系企業は?」っていう質問を今まで何度もされてきましたが、最近のが答え難くなってるますし、実際少なくなってます。

東京のお友だちも、大阪に出張って言えば呑みに誘っていただいてますが、その数は減ってます。なぜなら出張自体が減ってるから。

大阪飛ばして福岡に行くらしいです。
空洞化、ドーナツ現象、なんとでも言えますが、その中心が大阪なのは寂しい気持ちです。



東京進出、そろそろ現実的に、かつ戦略的に計画ぐらいはしておいて損はなさそうです。

計画はあくまでも計画で、実行するかどうかは未定ですけど、この判断をミスったら致命傷じゃね?ぐらいに感じています。



でも、東京に住みたくないよー!(涙)
個人的な価値観が邪魔して仕方がありませんw



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