1月 25

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タガヤっす。

当社には、EC-CUBEをカスタマイズする仕事がちょこちょこあります。ソースを良く触るのですが、キレイに書かれてると思います。とても理解しやすいです。

しかしですね、運用してみてわかったんですけど、
技術者思考がかなり強くて、その思考に対する好き嫌いがはっきりするオープンソースだと感じるようになりました。


・配送方法が複数パターンある場合にバグがある
・SEOを一切、考慮されていない
・カード決済は制作した企業を通さないといけない
・O/Rマッパーのせいでかなり負荷の高いSQL
・毎回、RESIZEされる画像
・ETC


ロックオンに恨みは一切ないですけど、そろそろEC-CUBEをカスタマイズする仕事は辞めようと思います。後々のメンテがすげーめんどくさいんですよ。

お前ら、ECサイトやって勉強しなおせ。と言いたい。

ECやったことない会社の作るパッケージなので、仕方がないっちゃあ仕方のないことかも知れませんが、そろそろ限界のようです。



改めて探したら、純和製のオープンソースを発見しました。

LiveCommerce というものです。
少しソースを読みましたが、ZendFramework を知らない人には敷居がかなり高いものです。

が、これも、とてもよく書けてると思いました。
さすが日本人ですね、木目が細やかというかなんというか。
EC-CUBEよりも敷居は高めですが、かなりの好印象です。

O/Rマッパーがない ZendFramework を採用しているところも好印象です。Cake とか Symfony とか、あまり好きじゃないんです、個人的に。

ECを運用すると多用するSQLとか負荷が集まるSQLが生まれます。それはサイトの性格によりまちまちです。ボクらはそれらを回避するために、データベースの設計において、敢えて「非正規化」をする場合があります。負荷は劇的に軽減されます。

O/Rマッパーを利用してる場合、上記の対応をする場合、工数が増大します。リソースも食います。SQLチューニングもできない。
O/Rマッパーはそこが目的で採用されているのではないので当たり前です。

つまり、

運用時の問題を素早く簡単にシューティングしたい場合、O/Rマッパーを採用しちゃダメです。
部分的にO/Rマッパー、カスタマイズしたい部分は生SQLを書くというカオスな状態にしても平気なら止めはしませんw



まあ個人的な感想を書きましたが、LiveCommerceを使って自社のECサイトを作ってみようかなあと思ってます。うまくカスタマイズできたら、みなさんにも使ってもらえるようにしたいなー。。。



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