先日、レンタルDVDで「ダイハード4」を見ました。
映画の評価うんぬんではなく、考えさせられる部分があったのでエントリしときます。
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以前、所有してたクルマをひさしぶりに乗ろうとしたら、
バッテリーがあがってしまっていて、トビラすら開かない状態になりました。
なぜならカードキーだったので、キーを持ち歩いてません。
キーを取りに帰り、ドアを開けてもバッテリーがあがっているので、
エンジンはかかりません。
他のクルマから、電気をもらおうと人力で動かそうとするも、
2トンを超える車体ですのでビクともしません(涙)
#歯でトラックを引っ張る超人がいますが、あんなのムリッス
世の中、電気がないと回らないと実感した瞬間でした。
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ダイハード4をまた見てない人のために。
簡単に言うとサイバーテロなんですが、すべてコンピュータ制御なので、
信号を操作したり、電気やガスを操作したりするわけです。
日本の現状は、そこまでオンライン化されていませんが、
これからオンライン化が進むと思われます。
IPv6が浸透すれば、家電にIPが振られる日も遠くないでしょう。
すると、わんぱくな人のいたずら心がうずくでしょう。
○○くんを驚かしてやろうと、
○○くんちのエアコンを操作して、冬なのに冷房がガンガンという状態にするとか。
テレビを操作して、いたずら心あふれる映像を送り続けるとか。
お風呂は常に熱湯コマーシャル状態にしておくとか。
やりたい放題なわけです(・∀・)
それを国家レベルでやると、とんでもないことができたりしちゃいます。
そんなことにならないために、国家レベルで対策をするんですけど、
それを行うのも人間なのです。
つまり、完璧な防衛策はないんです。
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10年ほど前、ドコの国かは覚えてませんが、
ヨーロッパで、システム責任者が突然亡くなりました。
困ったのは、データベースにアクセスできる人がその人だったので、
誰もアクセスできない状態になってしまいました。
困ったその国が取った行動。
世界中のハッカーに進入の依頼を行いました。
そして簡単に進入されて、パスワードを再設定できたというお話。
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便利な世の中になったと思いますが、データ紛失やクラッキングなどの危険性が
かなり高くなったといってもいいでしょう。
メリットにデメリットはつきもの。
常に使用者が意識して、防衛策を講じる必要があると思います。
家にカギをかけるのと一緒ですネ。
パスワードを書いた紙を付箋紙でディスプレイに貼ってる光景を目にしますが、
玄関のカギをかけて、カギを玄関にぶら下げてるのと一緒ですヨ。
アナログで管理すべきものって、たくさんあると思います。
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余談:
先日、友人から電話がありました。
デジカメを購入したときから、ずっと撮り貯めていた写真を入れたHDDがクラッシュ。
なんとかならないのか?という内容でした。
バックアップは取らなきゃ。
サルベージ(データをセクタから復旧)ソフトで、データを救出することができました。
これは運がいい例です。
でも、壊れた or フォーマットしたと思ってるデータは、ほとんどが復旧できます。
HDDを捨てるときは、物理的にぶっ壊すか、完全にデータを消去する(セクタを上書き)するソフトで
消去してからにしてください。
以前、ケータイシステムを作成してたときに借りた中古ケータイに、
恥ずかしい写真やメールがわんさか入ってるものがありました。
あまりにも無頓着だなーって感じたことを、改めて思い出しました。
3月 05
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