12月 10

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タガヤっす。

先日、京都で呑んでいたときに聞かれたことがあります。
実はかなりの頻度で聞かれるんです。



「なぜ、パートナーに澤久を選んだのか?」と。


良い機会だし、誤解されたくないのでちゃんとエントリしたいと思います。



初めて澤久と会ったのは、ボクがまだFaKiEというシステム開発会社を経営していた2004年頃だったと記憶しています。
大学の同期が大阪でセミナーを開催するというので、久しぶりに会いに行くため、デジタルハリウッド大阪校に出向きました。
その打ち上げに参加させてもらったのですが、そこに澤久が居たらしいのです。
#お互い覚えてなかったが、第三者が記憶していたw

その年の忘年会シーズンに、ある知人がmixiのコミュニティーを管理していて、その忘年会がボクの会社の近所でやってるからとお誘いを受けました。

そこに澤久が居ました。
ここが初対面だと思ってましたw

何度か呑みに行くうちに、こんな人と一緒に仕事がしたいなーと思ったのを記憶しています。

なぜなら、その当時経営していた会社のメンバーはみんな、一癖も二癖もある技術者集団でして、そのメンバーをマネジメントすることに疲弊していました。

素直で向上心があってクセが一切無い

これがボクの最初の印象だったのです。



時が経ち、彼がIT系に転職したことを聞きました。
ボクは会社を売却し、その売却先の会社で役員として忙しい日々を過ごしていました。
2005年の話です。

2007年に転機が訪れます。
ボクはウェブシャークの役員を退任し、しばらく充電期間に入ることにしました。

その充電期間に澤久がキャットウォークを退社するということを耳にしました。ボクは半年間休んだら、また起業しようと決めていたので、このタイミングで澤久と一緒に起業できないか?と考えたのです。

そして一緒に起業をしました。
すばらしいパートナーだとみなさんに褒めていただきます。
ボクも本当にいいパートナーに巡り会えたと感謝してます。

なぜ彼なのか?

第一印象はそのままだったのですが、もっとすばらしいと思ったポイントがひとつ。

何も武器がない。
つまりこれだという秀でた才能がなく、そして彼はそのことを自分で理解しているとことなのです。

決して彼を非難しているわけではありません。

どこかに秀でている人は、必ずおごりがあります。
ボクは技術者として自信があった方なのでよくわかります。
彼にはおごりや傲慢といった、負の財産になりうる材料が一切ないのです。

また彼には管理者として部下を率いて行ってほしいと思っていますし、彼もそうなりたいと考えています。

ここで質問なのですが、
管理者として必要なスキルって何ですか?

ボクは「知らない」ことだと思ってます。

  • 知らないから、余計な口を挟まない
  • 知らないから、疑問に思ったことは必ず聞く
  • 知らないから、やってもらうという気持ちになる
  • 知らないから、やってみようという挑戦ができる
  • etc.
管理者として管理すべきはスタッフではなく、もっと他にあるとボクは考えてますので、彼にスキルは必要ないのです。全体を俯瞰できる目だったり、耳だったりが必要なのです。

このマネジメントに必要なスキルは、経験で身につけることができます。

彼には経験がたくさんあります。
なのに、おごることなく、向上心を持って毎日仕事してますし、個人事業でも活躍していると聞いています。
#ウチは個人事業を認めてますw

突出したスキルはないんですけど、個人事業としてやっていけるスキルは平均的に持ってるのです。

これが、彼以外に居ないと断言できるぐらい、パートナーとして惚れ込んだ理由です。



昨夜、なんで?って聞かれたとき、お酒の力もあってか、



なーんも持ってないから(・∀・)

なんてふざけて言いましたけど、実は深ーい意味があったんだよと、フォローと自戒の意味も込めてエントリしてみましたw


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