ボクが何かに迷うとき、必ず頭をよぎる言葉があります。
それは、ボクが小学生の頃から習っていた、少林寺拳法の「聖句」です。
練習が始まる前に必ず読むもので、
数ヶ月もすれば、みんな暗記します。
「己れこそ己れの寄るべ、己れを措きて誰に寄るべぞ、良く整えし己れこそ、まこと得がたき寄るべなり。 」
簡単に言うと、
「自分こそが、自分の頼るべき人間です。自分以外に誰に頼るんでしょう、良く鍛錬した自分こそ、本当に得がたい頼れる存在になるでしょう。」
◆
時に迷い、誰かに助けてほしいと思うことがあります。
そんなときに、聖句のこのフレーズを暗唱します。
結局、一番頼れる人間は自分なんだと、頑張れる気がするんです。
これ、パートナーに言うことじゃありませんけどw
もっと自分を頼ってほしいと言われることでしょう。
そういうことじゃないんです。
何でも自分で解決しなければならない、というわけじゃなく、自分で何でも解決できるように自分を磨き続けなさい、という意味だとボクは理解しています。
他にもいろいろと勉強になるものがあるので、
リンクさせてもらっておきます。
まだまだ修行が必要ですネ^^
少林寺拳法@WikiProject
ボクはいろんなタイプを技術者を見てきて、思うことがあります。
技術者は「割り切る」ことができない人が多いです。
黒か白、それ以外知らない。
一般社会の中には、文字通り「グレー」な部分が多くありますが、
技術者はそれを理解できない。
そういうこともあるんだと思い込もうとすると、どうしても理解できない。
そんな自分に苛立ち、理解できないことで自分を責めます。
そうして、精神的に参ってしまう人が続出します。
ある技術向けの雑誌に、昔みた表紙書きがありました。
技術者の8割はうつ病
ええーー!!っと思いましたが、今では理解できる気がします。
責任感の強い人は仕事もできます。
できる人には、仕事がたくさんやってきます。
オレがやらねば、誰がやるんだ!と、持ち前の責任感から奮起しますが、キャパシティーを超えてしまうと、精神が破壊されていきます。
できない自分を責め、できない自分を悲観し、
できない自分を認められず、最終的に、できない自分を許せなくなる。
一概にこのパターンにはまると限定してるのではなく、
典型的なパターンとして、ボクは認識してます。
◆
そんな人たちへ。
アナタは何も悪くない。
その強い責任感は、人にとても誇れるものなのですが、
同時に自分を傷つけてしまう場合がある。
そして、アナタのその責任感を逆手に取り、利用しようとする人がいる。
自分の身は、自分で守ってください。
他に頼れる人がいるなら、アナタは幸せです。
存分に、その人に頼ってください。
そうして、自分のすべきこと、
本当に、その責任感を発揮すべきはドコなのかを知ってください。
何も悲観することはないんです。
アナタを必要としてくれる場所は、他にきっとあるはずですから。
自分を信じて。
今までアナタが経験して得た知識は、とてもかけがえのないものです。
技術とは、プログラムがどれだけ書けるとか「だけ」じゃないです。
経験で得た知識を活かすための手段を、技術というのです。
アナタには、プログラムを書く、以外の技術があるはずですヨ。
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