IPAイベントにて
「10年は泥のように働け」「無理です」――今年も学生と経営者が討論
http://www.atmarkit.co.jp/news/200805/28/ipa.html
いや、無理だからw
新入社員は奴隷じゃないんだからさ。
しかし、すげー討論会があるもんだ。
討論のテーマは、
「IT産業が国際的な飛躍をめざすために学生に期待すること」
そこで、泥のように働けってw
まあ、ココの記事の内容についてのツッコミは
控えさせていただきます。
ボクの持論をば。
◆
就職に対して重視するポイントは、
ここ10年で大きく変わったと思う。
学生が企業に対して、求めるポイントが変化したのだから、
企業側も採用方法を見直すべきだと考えます。
「これだけの条件を提示してやってるんだ、
ダマって泥のように働け」
これでは優秀な学生を獲得することはできないでしょう。
◆
ボクも経営者なので、少しは採用活動をしたことがあります。
最初はホントに苦労しました。
「社会保険は?」
「福利厚生は?」
「残業代や手当ては?」
そんなん、極小企業にあるわけないやん(涙)
そんな極小企業でも、大企業に負けないものがありました。
夢とかビジョンとか、会社の目指すものの大きさです。
インターンの採用をはじめたとき、
会社の夢とか目標とかを、とにかく説明するようになりました。
すると、学生は来てくれます。
ボクが新卒を採用するのは、
インターンに来てくれた学生だけでした。
給与は安いし、休みも少ない。
裁量労働なので、残業代と言われるものがない。
それでも学生は、必死になって仕事をします。
会社がどれだけ、彼らに本気で挑めるものを用意してあげられるか。
会社がどれだけ、やりがいのある仕事を用意してあげられるか。
それしかないと、ボクは考えてます。
福利厚生などで優秀なスタッフを釣っても、
会社にとって、なにもメリットはないし、スタッフにも成長はないです。
5月 29
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