タガヤっす。
社外役員をやらせてもらってる会社があるのですが、そこで久しぶりに語っちゃいましたw
自分が常に意識していることでも、他の人に教えるってのは難しいというか、常に工夫しないといけないと思ってます。
なかなかいい表現ができたので、このブログにエントリとして残しておきます。
◆
ボクは仕事が開始されると、基本的に口出しをしません。
担当者に任せているからです。
しかし、口出ししたくなることも非常に多い。
そういうときのために、始めたのが「書き残す」ということです。
まず、気をつけなければならないポイントを箇条書きしておきます。
【例】
・仕様書は書かないので、要求仕様のやり取りに注意が必要
・どの意見をコミットしたのか、バックログを取ること
・窓口担当者はひとりに決めてもらうこと
こんな感じです。
また、電話やメールでやり取りは見ていますので、
そこで「危なっかしい」ことがあると、まずメモに書きます。
◆
●月●日 ●時●分
電話の対応にて。
〜〜〜という表現をしていたが、クライアントに正しいニュアンスで伝わっていない可能性が非常に高い。もしこの誤解を放置したまま時間が経過すると、該当の機能仕様に支障が生じる恐れあり。
◆
こんな調子です。
書けばちょっとはスッキリしますw
あとはこれをいつ、どのようなかたちで担当者に伝えるか。
ボクはどこかで火種ができたときにするようにしています。
担当者から「●●の件で相談があります」と言われたら、その相談にのった後、いついつこんなやり取りをしてて疑問に感じてることがあるんだけど〜という風に。
時間を置くことで、まず「なにしとんねんっ!」っていう怒りに似た感情がなくなります。そして、注意するということは、その担当者の成長を心から望んでいるからです。こちらとしては、必ず成長の種にしてほしいと思っていますので、かなり丁寧に注意することになります。
つまり、気がついたときにその感情のまま指示してしまっては、その担当者の成長には繋がらないと思っています。
ま、ボクもたまーにやりますけど(・∀・)
そんな感じで部下に注意していたので、上記のことをボクはやってるよと伝えました。そしてきちんと伝わるように考えた表現に自画自賛ですよw
◆
経営はよくドライブに例えられます。
・目的地を設定して走りだすのは「下」
・現在地を確認して走りだすのは「中」
・リスクを想定し、複数のルートを考慮するのが経営者
そして、発生したリスクにどう対処するか。
地道を使う、遠回りして他の高速を使う、近辺で1泊するなど。
ボクはこのチョイスが経営センスなんじゃないかなーと思います。
いろんなところで経営センスの話になったりしますが、ボクにはセンスがあまりないので、複数の選択肢を必ず用意した上で、ベターはどれだ?という手法を取ります。センスがいい人は、脊髄反射で選び、必ず結果を出します。ちょっと悔しいぐらいです。
ちなみに。
ボクが自慢できる唯一のセンスは、「嗅覚」です。
経営、まったく関係ねーーー(涙)
3月 31
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