3月 28

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タガヤっす。

ボクは今年で38歳になります。
SEは35歳で定年という恐ろしい本を読んでしまってから10数年。まだまだ現役ですよw

ただし、やはり体の衰えは隠せません。
ちょっと恥ずかしいですが、年だなーと思う点は。

・焼肉は半年に1回で十分、お魚がおいしい
 → 胃腸が弱くなった?

・テレビの音量が大きくなった
 → 耳が遠くなった?

・枕から香ばしい香りが・・・
 → 加齢臭?

・記憶力が著しく低下(涙)

記憶力が低下するってのは、ビジネスマンにとって致命的だと思ってましたけど、そーでもないと思えるメリットがありましたので、エントリしてみます。



1)自分が部下に指示したことを覚えてない

これ、非常にマズいことのようですが、実はそうでもないんです。
ITに携わる人間として、日々、様々な情報をアップデートしていきます。その時点での最適解かも知れませんが、1週間後、1ヶ月後が同じ解かどうかは誰にもわかりません。

ボク「ここ、なんでこんなんになってるねんっ!」
部下「タガヤさんにそう指示されました」
ボク「え?(滝汗) 全然覚えてないわ。でも今はこっちのがいいと思うから、そう変更しといて!」

もし記憶してたら大変です。自分が言ったことを変更することになるので、ちょっと遠慮してしまいます。

物忘れするようになったので、基本的な話として、朝令暮改は正しいことだと認識してもらってはいるのですが、覚えてる場合は遠慮するもんです。コジツケじゃなくw

メリット1)朝令暮改を浸透させられる



2)自分のやることさえ忘れるw

アポイントや電話でのやり取り、プロジェクト予算から、いつまでに何をするのかさえ覚えてません。っていうか、思い出すことが非常に難しくなるのです。

かなりヤバい状況だと認識できますよね(汗)

顧客「あのー、いつ請求書もらえますか?」
ボク「え!届いてませんか!?(忘れてたw)」
顧客「処理したいので、なる早で送ってください」
ボク「FAXして、原本は郵送しなおします!」

で、いくら請求するのか全然思い出せません(汗)
こんなことが頻発したので、社内で仕組みを作りました。

仕組化すると、ボクじゃなくても見積請求の処理ができるようになりました。ボクは銀行口座に入金されてるかさえ見ていればいいようになりました。

メリット2)忘れるのが前提で物事を組み立てられると、社内システムが効率的に整備される



3)嫌なことさえ、すぐに忘れる

ボクは個性的な性格でして、好き嫌いがすごく分かれそうとよく言われます。まあ、そのとおりだなーと思う反面、どんな人とでも仲良くできたらいいなーと常々考えています。

そんなことは無理だと思ってましたが、最近はそーでもない気がしています。なぜなら、嫌だと思うシチュエーションがあり、その人と距離を取りたいと思ったとしても、一晩寝れば忘れてるんですw

起こったシチュエーションは覚えてるんですけど、怒りとかの負の感情を覚えてないんです。

普通に接してると、先方から謝ってくれることがあります。
そんなこともあったねーwって、笑い話にできる自分が居るんですよ。これは大発見でした。

人って、いい面もあれば悪い面もあります。それが人間ってもんです。ボクにも悪い部分はあるでしょう。しかしその部分でも、悪いと感じない人もいるのです。

例えば、ボクが遅刻常習者だとします。
遅刻は最悪だと許せない人もいれば、少しの遅刻ぐらい気にしない人もいます。
接する人に依存するんですよ、自分の欠点って。

逆にボクが接する人で、あなたの悪い面において少しの憤りを感じたとしても、翌日にはすっかり忘れているんです。これって「許してる」ことになるんだと、自分でもビックリしました。結構、根に持つタイプだと自己評価してたのでw

メリット3)懐の深い、寛容な人だと思ってもらえる



立場上、プログラムを書くことが少なくなり、部下を指導したり、クライアントと折衝することにおいて重要なことは、物事を多方面から分析、把握し、そのときに必要なソリューションを複数提示でき、ベストを提案することだと思っています。

つまり、記憶力ではなく、分析能力、提案能力が重要なのです。
記憶力よりも、発想力やそれらの能力をより磨きたいと思っています。

最近では、便利なツールも登場しています。
気がついたらEvernoteに記録したり、写真とったり、メモしたりしてます。
忘れてもいいような仕組みを簡単に作れるようになってます。

みなさんも寄る年波に抵抗するのではなく、それらを受け入れながら進化する方法を模索してはいかがでしょうか?



ちなみに。

先ほど、担当の会計士さんから数ヶ月前のカード明細の使用用途を聞かれて、全然答えられない自分を肯定しているわけでは決してありません(`・ω・´)



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