3月 22

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優位性のある仕事の多くは、1から作られたものではなく、何かと何かの組み合わせから生まれる場合が多いと思うのですが、そういった「組み合わせ力」をつける方法として、友人が行っている珍しい勉強法を紹介したいと思います。

やり方は以下のとおり。

(1) 内容の濃い動画を見る(NHKスペシャル/クローズアップ現代など)

(2) 見ながら、「これは面白い」(この情報を元に何かと組み合わせることができるかもしれない)と感じた部分をキャプチャする こんな感じ

(3) キャプチャした画像を厳選し、50枚程度まで減らす

(4) iPod等に入れて時々見る

これだけです。
ではこれだけで何の勉強になるのか、ですが、

(2)でキャプチャした画像は、「面白さ」を感じた画像なので、

(4)の段階でそれを見返すことにより、短時間でその面白さと同時に、「これをキャプチャした理由」を思い出すことができます。

大抵の場合、面白い情報や気づきというものは「ああ、なるほど」と、思ったまま有効活用されずに忘れられていくケースが多いですが、この勉強法を行うことにより、気づきが深い印象をもって脳内に刻み込まれることになります。また、短時間での復習が可能になりますので、効率良く様々なアイデアを思い出し、自分の仕事にあてはめて考えることなどができます。

同時に、これはトレーニングにもなります。面白いアイデアを考えている時、人間の脳は最大限の力を発揮している状態になるそうですが、この状態を頻繁に繰り返すことにより、思考の回線をインフラの整った大都市のように脳内の隅々まで行き渡らせることができるようになると思います。

得た情報を元に何らかの成果を出すためには、インプットした後に十分消化吸収をする必要があると思うのですが、特に経営者以外の人などは、毎日自分の得意分野ばかりの消化吸収を行い、いろいろな可能性を捨ててしまっている人もいるかもしれません。面白そうだと思った人はぜひ試してみてください。

※ (1)~(4)の中で一番難しいのは(2)の部分なのですが、コツとしては、その話の表面上の部分だけではなく、人の表情や着ているもの、あるいはイノベーションがそのテーマの主題であれば、その進歩の結果どんな人にどんな影響があったのか、など視野を広げて情報を読み取っていき、そのうえでキャプチャするのがコツのようです。

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