12月 25
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12月13日にMovable Type オープンソース・プロジェクトの開始が発表されました。
MTOS: Movable Type オープンソース・プロジェクト
http://www.movabletype.jp/opensource/
US公式サイトの情報によると、今のところ、Movable Type Open Source(以下MTOS)と商用のMovable Type4に機能的な違いはないようです。
http://www.movabletype.org/2007/12/movable_type_open_source.html
「MTOS has every feature in Movable Type 4.0」
こうなると、最近WordPressに浮気気味の僕も、Movable Typeへの元サヤを検討してしまいます。
というわけで、MTOSとWordPressを勝手な視点で比較してみました。
使用したMTOSはバージョン4.1、12/14版のnightly build、WordPressはWordPress ME2.2.3です。
|
MTOS |
WordPress |
ライセンス |
GPL |
GPL |
ページ生成方法 |
静的or動的(ダイナミックパブリッシング) |
動的 |
カテゴリ |
サブカテゴリまで対応
順序の指定は不可 |
サブカテゴリまで対応
順序の指定は不可 |
テーマ |
フリーではあまり多くない |
世界中にわんさか |
エディタ |
WYSIWYG |
WYSIWYG |
ファイル管理 |
Ver.4から対応 |
あり |
カスタムフィールド |
Ver.4.1から対応 |
対応 |
ページ機能 |
Ver.4から対応 |
対応 |
複数ブログ |
対応 |
対応していない |
プラグイン |
多いが、ダイナミックパブリッシングに
すると動かないものがある |
多い |
日本語ドキュメント |
多い、six apartの公式情報あり |
多い? |
サポート |
有償でsix apartのサポートが受けられる |
ユーザーフォーラム等で対応 |
Movable Typeは複数ブログ対応と日本語でのサポート環境に強く、WordPressはテーマとプラグインが豊富なようです。
つまり、機能の多さよりも、確実に動作することが求められるような企業サイト制作にはMovable Typeを、読ませるためのデザインや仕掛けが必要なブログ制作にはWordPressを、というように用途によって使い分けるのがベストだと思います。
12月 10
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グループウェアの導入を検討しています。
今まで使用したことがあるグループウェアでもいいのですが、
技術者の性(さが)でしょうか、最新のものを探してしまいます。
そこで発見した「Aipo3」を試用してみました。
インタフェースがわかりやすく、ほしい機能も網羅されています。
早速ダウンロードして、インストールを試みます。
・・・
動きません(涙)
ボクの環境は、VineLinux4.0(Apache2+PHP5+MySQL)です。
Aipo3のインストールマニュアルには、
それらしいことは一切記述されていませんが、
インストールログから、
・readline-devel
・zlib-devel
が必要らしいのでインストールします。
# apt-get update
# apt-get install realline-devel zlib-devel
さらにインストールしてみます。
# sh installer.sh
・・・
動きません(滝涙)
さらにデバグしてみました。
# vi installer.sh
126行目
useradd ${postgres_user}
echo ${postgres_user}:$pass | chpasswd
if [ -d /home/${postgres_user} ]; then
echo “home directory exists”
else
mkdir -p /home/${postgres_user}
chown ${postgres_user}:${postgres_user} /home/${postgres_user}
fi
root権限で実行していますが、「useradd」のパスを
指していないため、コマンドを認識できないようです。
/usr/sbin と /sbin にパスを指します。
まだインストールされません。
156行目
if [ “$tmp_str” = “0” ]; then
echo “checking permissions… ok”
else
echo “checking permissions… ERROR invalid permissions”
check_str=”ERROR”
fi
ここで問題が発生してるようです。
useradd が root で実行されていますが、
Aipoユーザのホームディレクトリの所有権がrootになってます。
# chown -R aipo_postgres.aipo_postgres /home/aipo_postgres
これでインストールシェルスクリプトが動作するようになりました。
なんとも手のかかるグループウェアです。
使用した感じですが、もっさりと動作します。
Postgresがインストールされます。
Apacheが動作しているのでポート競合が起こりますが、
81ポートを使用するようになってます。
さらに、バージョンが、3.2.0.5らしいのですが、
サンプルデータを削除するスクリプトは、
3.2.0.5の考慮がされていないので、動作しません。
せっかく高機能でインタフェースが優秀なのですが、
環境を専用に用意してあげられないと、動作させるのは
難しいように思います。
サーバ管理者から見ると、使いにくいことこの上ないです。
12月 09
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こんにちは。
ASENSのコーポレートサイトでは、mcRSSlistを利用してInside ASENSのフィード(RSS2.0)を読み込んでいます。ただ、記事のタイトルと作成日しか表示されないので、だれが書いた記事なのかわかりませんでした。
そこでInside ASENS側でフィードのタイトル部分に著者(Author)情報も入るようにしてみました。
wp-includes/feed-rss2.phpを
<title><?php the_title_rss() ?>【<?php the_author() ?>】</title>
のように改造しました。
ちなみに、WordPressのフィードもmcRSSlistもキャッシュが効いてるみたいで、反映にはしばらく時間がかかります。
—
という備忘録でした(^^;
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