タガヤっす。
堀江さんが収監されることが決定しました。
心の中で実刑はないと思っていたので、すごく残念でなりません。
なぜ残念に思うのかと言うと、他人事ではないからです。
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まず、考えてほしいことがあります。
日本の人口は現在、約1億2800万人です。
詳しい分布はこちらをどーぞ。
日本の人口統計 – Wikipedia http://bit.ly/hJGCxa
基本的に商売とは、このマーケットの母数を基礎に組み立てていきます。当社が海外をターゲットにできる会社はチャレンジした方がいいと常に言ってる意味がここにありますが、それはおいておきます。
1998年の第1次ITバブル時代、インターネットを使ったビジネスが誕生しました。何が言いたいかというと、新しいやり方には常に既得権益との競争があるということです。
電話しかり、本屋しかり。電話ではソフトバンクの孫氏が、本屋ではAmazonが、音楽ではiTunesが。
この世界規模でみたら、とても小さなマーケットなのに、取り合いするマーケットによっては、堀江さんと同じことが発生する場合があるのです。
ボクは海外から入ってくる方がやりやすいと思っています。どーも日本人は舶来モノに弱い傾向があるようです。日本国内でAmazonやiTunesが誕生していたとしても、今はもう存在しないでしょう。
これが既得権益です。
自分たちの今ある利益を守るため、新しくて可能性のあるモノを全力で排除するのです。それはみんながやることです。ポジション争いや新人潰しなど、今の自分のポジションを守りたいと思うことは、いわば生存本能なんだとボクは考えます。
やっかいな人たちがたくさんいるのが当たり前なのです。こうすればもっとよくなるのに。そんなことがたくさんありますが、その非効率によって守られている誰かがいるのです。
しかし日本においては、既得権益者の力が非常に強い場合が多いのです。それを理解せずに新しいことを強引に進めてはいけないのです。見えない力によって潰されてしまう可能性があるのです。これが現実なのです。
ではどうすればいいのか?
ボクは海外に活路を見出してほしいと思います。
日本人として、日本をとても愛していますが、チャレンジできない、チャレンジが潰されてしまう国に未来はないと思っています。
堀江さんは日本にとって確かに異端児でしたが、それを許容できない国に未来はないんです。変化することを明らか拒んだのですから。そういう意味で、ボクは日本という愛すべき母国に大きく失望しました。
これがボクが残念に思う理由のひとつです。
他にもありますが、ここでは割愛します。
ボクも経営者として成長することを望んでいます。
もしその先に既得権益との競争があったら、ボクは戦えるのだろうか。
今はまったく自信がありません。なぜなら、堀江さんと同じことをやってしまいそうで怖いのです。
本件の判決を怖いと感じている人はボクだけではないと思います。そういう判決になってしまいました。
改めて海外展開への意思を強固にしました。
まあ、適当にガンバレや、日本(・∀・)
4月 27
6月 16th, 2011 at 3:40:18
居原田です、お久しぶりですタガヤさん。
私も海外展開を目指して頑張っております。#あと、英語も勉強中です。
主に自社サービスですが。
日本発祥のインターネット関連のビジネスは本当に少ないですよね。
逆に海外でヒットすると日本にも流れてくる、ならば海外で成功して日本に流す逆輸入ですね(笑)
ホリエモンの拝金を読んでいたので見えない力というのがなんとなくわかりました。