タガヤっす。
9年越しのお付き合いのある経営者がいます。
知り合った9年前は、お互いにサラリーマンでした。
ボクは新卒採用で入社した会社のプログラマ、
相手は大手メーカーの設計技術者。
その方を紹介してくれた人は、
ボクが所属してた会社に中途採用で入社した人でした。
会社ではボクの直属の上司として、時には叱り、時には守ってくれるような上司でした。
そんな人が、会社を辞めて独立するってんで驚きました。
ついて行こうかと本気で悩みました。
当時、ボクは個人的に請け負った仕事がありました。
サラリーマンの仕事が終わった後や休みにやっつけるという「2足のわらじ」状態でした。
しかし、フリーで食っていく自信はなかったですし、
元上司がはじめた会社でも、食っていける自信がなかったんです。
◆
あれから10年、先日久しぶりに再会し、ひょんなことから一緒に仕事をすることになりました。
ボクの成長した姿を思いっきり見てもらおうと思います。
そりゃあもう、おなかいっぱいになるぐらいにな(・∀・)
タガヤっす。
このあいだ、ふと突然に気がついたことがあります。
ボクは、活字の本を常に疑問を持ちながら読むタイプなのです。
ホンマにそうなのかなあ。
ボクはこう考えるなあ。
ここはボクと同じ考え方だなあ。
概ねこんな感じで読むので、すげー時間がかかりますw
ところがマンガの場合、素直に読むことができるんです。
ふーん。
ほほーう。
なるほどー。
なんだこの違いは!ってことで、科学してみました。
・マンガの場合、情景を想像する必要がない。
・マンガの場合、登場人物に感情移入しやすい。
・所詮、マンガだと割り切って読んでいる。
という具合に理解しました。
こういう性格から、あまりというかまったく小説に手を出すことがありません。読む本は、ビジネス書がマンガのみですw
そんな大好きなマンガで面白い記述があったのでご紹介。
ある仕事人間のサラリーマンが異例の若さで出世する話。
奥さんが死ぬときもアメリカに出張していて死に目に会えなかった。そんな過去を持つサラリーマンの言葉。
「なぜ出世にこだわるのか。
なぜなら成功し続けなければ、今まで犠牲にしてきたものが報われないから」
多くの時間を仕事に費やす。優秀な先輩社員や誠実な同僚も、志半ばに出世コースから外れて行く。
そんな中でも、必死に仕事をし、出世に対して貪欲に生きる。
◆
この考え方、理解できるんですが、ボクにはムリです。
仕事よりも高いプライオリティものがあるはずなんです。
仕事は楽しい方がいい。でもそれを人生の1番にしてしまうと、それは人生の意味があるのかと思ってしまうんです。
経営者の自分、
父親の自分、
両親の息子の自分、
祖母の孫の自分、
兄の自分、
友人の自分、
いろんな自分を持ってますが、ボクは誰かに必要とされる人間でありたい。誰かに必要とされているがゆえ、仕事に穴を空ける必要があった場合、ボクは迷わず穴を空けるでしょう。
#もちろん、ボクである必要がある場合に限りますがw
以前、この考え方で自分の会社を3日ほど休んだことがあります。
後にも先にもその一回限りですが、そのときボクは全然迷わなかった。
◆
会社を経営してるのも、似たような感覚があります。
基本的に仕事人間ですけど、それを仕事と感じてません。
ライフワークなんですネ。
ボクにとってすべてがライフワークなんです。
会社を経営する以上、ステークホルダーのみなさんに報いるために成功しなければならない。でも、それ以上でも以下でもないんです。
ボクの人生は、常に誰かに「報いる」ためなのかも知れないと思ってます。
#前世は稀代の犯罪者だったのかもw
#悲観的な感じではなく、むしろ前向きな感覚ですけど。
だからボクは、自分の中で明確に優先順位は決めません。
決める必要がないぐらい迷うことがありません。
#仕事では決めますけどネw
みなさんの優先順位はどうですか?
タガヤっす。
いきなりですけど、最近困ってることがありました。
ひさしぶりにお会いしたり、はじめてお会いする人に聞かれて困ることがあったんです。
「何をされてる会社ですか?」
ええ!ソコ!?って思いますよね(笑)
でも、事実だったんです。先日までは。
それじゃイカンということで整理して、何とか説明できるレベルになったかと。そもそも、なぜそんな状況になった経緯を備忘録的にエントリしておきます。
◆
株式会社ASENSという社名にもあるとおり、「個々のセンスを大事にしたい」と設立した会社です。たくさんの価値観を許容したいと考えてました。
また、以前のように受託開発だけをやり続ける会社にはしたくなかったですし、ひとつのビジネスモデルに依存した会社にしたくなかった。なぜなら、そのビジネスモデルだけで社運が左右されるような会社にしたくなかった。
そのような経緯から、メインとなる事業ドメインを設定しませんでした。
じゃあ何をやってるかというと、
自分たちの知識と経験を活かしたコンサルティングが主になってます。
これをもっと分かりやすく説明できるようにしとかんといかん!ってことで、いろいろ考えました。
これでスッキリ♪
そもそもWEBにまつわることは何でもできちゃうってことで、
事業ドメインを設定してなかったんですけど。
自分が何屋かわからんぐらいに守備範囲が広いと、逆に困ってしまいますねw
本気で、「ネットやWEBにまつわる一切の業務」って定款に書こうと思ってましたから。コーポレートサイトにも書きたかったんですけど、澤久に止められました。
これからコーポレートサイトを具体的に変更していくつもりです。
追伸:
先日、経営者仲間と話をして解決したんですけど、
「こういう事業やから、困ってはる会社があったら紹介してな」
っと気軽に頼んだんです。
すると、
「えっ!?受け入れる余裕があるんスか?」だって。
あるある、大ありだからさw
何をどこでどのように理解したら、「いっぱいいっぱい」って
判断されてしまっているのかと、反省したい気持ちでいっぱいです。
ウチはまだまだ、顧問先を募集してますんで、
ネットやWEBにまつわることで困ってることがあったら、
どーぞお気軽にご相談くださいw
僕が使っているケータイはSoftbank 910SHなんですが、ネットをしているとたまに「通信を開始しますがよろしいですか?」というメッセージが出ます。
いつも「最初から通信してるやん」と思いつつ、特に気にする事もなく「はい」をクリックしていました。
ところが、僕が関わるサイトで急にこのメッセージが表示されるようになり、一部のユーザーから「うざい」という意見が出るまでになりました。
声をあげてくれるユーザーの後ろにはその数倍、数十倍の隠れた不満があるわけで、これは大きな問題です。
そこで、まずこのメッセージが表示される条件を調べました。
ネットでは「PCサイトブラウザに切り替わるとき」「容量が大きいとき」に表示されるという意見がありました。が、サイトはその条件には当てはまりませんでした。
次に端末側でインターネットの設定を見直しましたが、改善しませんでした。
これでは埒があかないのでソフトバンクに直接問い合わせることにしました。混み合ってるとかで長い長いコールの後に電話がつながりました。
こういうオペレータは取り次ぎだけで技術にあかるくない事が多いので、僕は自分の母親に説明するくらい精一杯わかりやすく状況を伝えました。
すると返ってきた答えは
オペ「ページを移る際に通信を開始しますという確認で特に意味はありません」
えー(;´Д`)
そんなん日本語読んだらわかるし、意味なんて聞いてないし。
僕「どんなサイトでメッセージが出るか知りたいんですけど」
オペ「どのサイトで出て、どのサイトで出ないかはお答えできません」
全サイト調べて結果報告しろって行ってんじゃないんですけど(;つД`)
僕「端末が表示してるメッセージなんで、表示する条件があると思うんですけど」
オペ「サイトの設定で表示するようになっているのではないでしょうか」
だから端末側で表示してるメッセージだって・・・
僕「不気味だし色んな端末で表示されて困ってるし何か知る方法ないですかね」
オペ「少々お待ちください」
オペ「申し訳ございません。こちらでは端末の仕様ということまでしかお答えできません」
その仕様を決めてるのはメーカーじゃなくてソフトバンクじゃないの( ゚Д゚)???
結局2時間問答しましたがわかりませんでした(;つД`)
ご飯おごるから、だれか教えてプリーズ。
追記:
えーっと解決しました。
アクセス解析のスクリプトが別ドメインのサイトにアクセスするときにメッセージが出ていたようです。
こんな単純なことになぜ気づかなかったのか、それはまぁ行き違いというかなんというか、恥ずかしいので秘密にさせてください^^;
タガヤっす。
昨夜はアナザーブレインのひさやんと呑みに行こうという話になりました。
言われるままに、ひさしぶりに新地に行くことに。
Bero Bero Barが貸切パーティー会場になってました。オドロキ。
貸切なんて聞いてないし、そもそもGENKIKAIのパーティーだったなんて・・・。
あんまり参加する気になれなくって、会場に入るのを躊躇してたら。
知ってる顔がたくさん。
言われるがまま中に通されて。
知ってる人たちと、ひさしぶり、今は何してるの?的な会話を交わしつつ。
◆
交流会などに参加する経営者の方々は多いです。
ネットワークの形成を目的にしてる方が多いのですが、
中には営業目的だったりする人もちらほらいます。
ボクはこの手の交流会に、「営業目的」で行っても仕方がないと思ってます。
だから、ボクはあまり自分から名刺交換しません。
知ってる人たちと近況報告し合い、また頑張ろうとお互いに元気付ける。そんな雰囲気が大好きです。
経営者は孤独と言われます。ホントにそのとおりだとも思います。だから同じ立場の人たちには、親近感を覚えます。プログラマ同士で、呑みの席で盛り上がったりするのと一緒です。
そこの交流会が終わってから、気の合う仲間たちと場所を変えて呑みなおしました。
さらに場所を変えて呑み続け、気がついたら3時でした(汗)
オレは眠いから帰りたいぞ!って言ったらお開きに。
みんな元気ですネ・・・
GoogleのPPA広告が終了
昨日のエントリで紹介したとおりAdsenseの紹介プログラム終了に関連して、GooglePPA広告も終了するようです。(逆か)
Pay-Per-Action Beta 終了のお知らせ
http://adwords-ja.blogspot.com/2008/07/pay-per-action-beta.html
せっかくマーケティングの段階に応じて、認知にはPPI広告をプレースメントターゲットで出稿、検討にはPPC広告をGoogleの検索結果のみに出稿、購買にはPPA広告を出稿、とGoogleで一元管理できたのに。
Inside AdWordsには「今後、CPA(cost-per-acquisition)を重視した広告を Google AdWords で展開されたい場合は、Conversion Optimizer をぜひご利用ください」とあります。
ただ、これはコンバージョン率によってクリック単価を設定してくれる機能で、PPCであることには変わりないんですよね・・・。
うーん、困った。
タガヤっす。
3ヶ月前に思いついたアイディアがあるんです。
制作したら間違いなく、「世界初」の製品です。
なぜ3ヶ月間も放置していたのか?というと、
自分らで実現した方が面白いから、なんとか内製できないもんかと考えておりました。
しかしギブアップ。
もうね、制作できる会社と組んだ方がいいということで。
大募集!
USBで動作するハードウェアを製作できる会社さん。
ドライバと多少のアプリケーションが必要になります。
設計は当社で行います。
USBの扇風機とかすしの形をしたUSBメモリをシャレで作ってみるようなユーモアあふれる会社さんや、キーボードやマウスなどの製品をたくさん作ってる会社さんなどは、お気軽にお問い合わせください。
ネタに困ってるとか、
話題になるような製品を作ってみたいとか、
タガヤと仕事したいぜとか、
なんでもいいので、奇特な人がいたらカモーン!!
対等なアライアンスを希望します。
・世界初の製品で自社アピールしたい
・ネットで話題になるような製品で自社アピールしたい
・世界を相手に商売したい
こういう会社には「ピッタリ」なアイディアです。
お問い合わせはこちら。
タガヤっす。
このBlogには、「なかのひと」というアクセス解析が使われています。
ボクは良く分かってなかったのですけど、日本地図が表示されてて、
いつも、「ふーん」ぐらいにしか思ってませんでした。
ある日、ふと見てみると、すげー面白い。
会社名とか見えてます。
また、その会社の位置まで教えてくれます。
結構、大企業からのアクセスが多いです。
そんなに中身はないので、期待しないでください。
◆
澤久のエントリを見て。
EC-CUBEって言えば、
大阪の元気なベンチャー企業「ロックオン」の製品です。
ロックオンと言えば、以前呑み会で。
岩田くん「めっちゃ近所に住んでるんス!」
オレ「ほな、たまには一緒に呑もーやっ! 電話するしな^^」
岩田くん「はいっ!!」
えーっと、3回ぐらい電話しましたが、
ブッチされましたヨ。
もう、こっちからは電話しません。
これが「大人の約束」ってヤツかと、小一時間。
#そういえば、その後ブッチしてスイマセンと言ってたそうですが。
◆
社交辞令かも知れませんけど、
ボクはめっちゃええヤツで、すぐに誰でも信用します。
なので、社交辞令を信じてしまうので止めていただきたい。
ちなみに、社交辞令というヤツは日本特有の商文化でして、
海外でデビューを果たしたボクにはまったく理解することができません。
という、大企業の方が見ても
「なんじゃそら!」と、ツッコミ入れたくなるようなエントリもちらほら。
Google Adsenseの紹介プログラムが終了
タガヤっす。
最近読んだ本に、立て続けに使われていた表現です。
みなさん、この法則を知ってますか?
主に保険経営の世界で用いられる法則のようです。
ボクも昔に読んだ本で覚えました。
#本の題名は失念しました
簡単に説明すると、
1件の重大事故が発生する前に、
29件の軽度の事故が存在して、
300件のヒヤっとした経験がある。ということらしいです。
実はこの法則、いろんなところに応用できます。
例えば、
1件の新しいビジネスモデルが発表されたら、
29人が同じモデルで準備中で、
300人は同じモデルを考え出していた。
など。
どこに問題の本質があるのかを把握するために、この法則に当てはめて考えたり、自分の行動の方向性を見定めるために、この法則を思い描いたりと、使い方は様々ですが、なんとも絶妙な感じで、感心することが多いです。
実は、こういう法則ってたくさん存在することをご存知ですか?
経営者、特にベンチャー企業経営者は、根拠のない自信を持ってチャレンジし続けなければなりません。なぜなら、前例がないことが多いからです。すべてがはじめての経験で、次にどうすればいいのかなど、参考に出来る事例がないんです。
そういうときに、いろんな法則に当てはめてみて、さらに自信を持つという使い方ができます。さらに、ステークホルダーなどへの説明に引用すると、説得力が増すかも知れません。
自分の考えを正当化するための知識は、多いに越した事はありませんネ。
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