アマノです。
セッションを特殊な方法で保存したい場合に呼び出す
session_set_save_handler() 関数ですが、
この関数を使用している場合にリダイレクトを使用すると
正常にセッションを処理してくれない場合があるようです・・・
通常はリダイレクトした場合、リダイレクト元のページで
open
read
write
close
で処理され次にリダイレクト先のページで同じように処理されますが
どういうわけか
元ページのopen,read
先ページのopen,read
元ページのwrite,close
先ページのwrite,close
という順で処理される事があるようです。
こうなると前ページでのセッション変更が読み込めず
セッションの中身をうまく渡すことができなくなります。
この問題が起きるようであればリダイレクトしている直前に
session_write_close();
を入れると、その時点でwrite,closeを呼び出してくれますので
同じような問題が起きている場合は参考にしてみてください。
タガヤっす。
先日のエントリにも書きましたが、最近また、いいかげんな仕事する会社が増えてるという話を良く聞くようになったので、ボクが実践してるコツをお教えします。
まず、良くする失敗のケースをご紹介します。
- 提案時に言ってた事と違う
- 安いと思ってたけど結構高くなった
- 納期に間に合わないだけじゃなく中身もさっぱり
- できると言ってた機能が動かない
- 逃げた
上記を避けるため下記のようなチェックポイントを意識しましょう。
・見積仕様書を作成してもらう
作ってくれないのは提案時のお話を実現してくれないと宣言してるのと同意です。必ず作ってもらい、提案時の内容と差異があれば追求しましょう。
言った言わないのケンカになる前に、なぜその会社に依頼することになったか考えれば、提案内容に魅力を感じたからだと思いますので、その提案内容を確実に実行してもらえるようにしましょう。
・実現すべき基本ラインは依頼前に押さえておく
大抵のシステム開発会社は、過去の資源を所有してます。同じような機能はすでに過去の資源にあるので、要望に合わせて追加や変更を加えていくのが通常です。これが安くできる基本的なベースになっています。
ところが。
クライアントによっては、打ち合わせを繰り返すたびに仕様が膨れていく事があります。気持ちはわかりますが、途中でそれを吸収しようとすれば、おのずと金額はつり上がります。上記の基本ベースから逸れているわけですから。
提案を受けたい気持ちはわかりますが、基本的な構想や必要最低限の機能はあらかじめ想定しておくことが重要です。提案された内容は、あくまでそのシステムに色を添えるレベルでしかないのですから。
注意していただきたいのは、機能の想定はざっくりでいいです。顧客名で検索したいとか、そんなレベルです。それ以上はシステム会社の意見を聞きましょう。その受け答えで、ある程度のスキルレベルが計れると思います。
・チェックポイントは複数設定しておく
適宜、ミーティングなどを設定するとは思いますが、そのときに進捗状況を聞いても、「予定どおりです」とか、「少し遅れていますが、十分取り返せます」とか、そんな根拠の無い報告をすることが多いと思います。
機能ごとにチェックさせてもらえるようなレビューを設定しましょう。1週間後に検索機能のレビューをしましょうとか。そんな感じで、適宜チェックしましょう。
じゃないと、
納品日に痛い思いをしなければならなくなります。
◆
とてもざっくりな感じになっちゃいましたが、ボクが気をつけているポイントは以上になります。この他にもある気はしますが、このエントリを書いてる時点で思い出せません(汗)
プロジェクトというものは生き物ですから、刻一刻と状況が変わってきます。その変化に対応できるかできないか、それがパートナーとして信頼できるかどうかのポイントだと言っても過言じゃない気がします。
上記に気を配ってもダメだったら、その会社とは付き合うだけ無駄ですネ。
次回は逆にシステム屋さんの立場から、クライアントと上手にお付き合いする方法について書きたいと思います。
最近、新しく作成したページを上位表示させることで、誹謗・中傷が書かれたページを相対的に下げる「逆SEO」というサービスが流行ってるようです。(つまりやってることはSEO)
逆SEO「レピュテーション対策」で売り上げ急伸-エルテス菅原社長
最初、ふんふんと思って読んでいたのですが、1つ疑問が。
誹謗・中傷かどうかをどうやって判断するんでしょうか?
誹謗・中傷を書かれた会社はもちろん「誹謗・中傷だ!」と主張するだろうし、書いた人は「事実じゃねぇか」と思うはずです。
なんだかこれって炎上の火種になったり、SEO合戦でクライアントが消耗するだけのような・・・
僕個人の考えを言うと、本物の誹謗・中傷はほっといてもいいんじゃないかと思います。
消費者はそんなにバカじゃないですし、誹謗・中傷を信じる人はさよならってことで。
本当の事で悪評を書かれたなら仕方ないです。真摯に受け止めてアンチをファンにかえるような改善をすればいいだけです。
細工をするのは好きじゃないなぁ。
タガヤっす。
昨夜も経営者のみなさまと呑みに行ってました。2日連続はかなり稀でして今夜は静かに過ごしたいと切実に願ってます。
#フリじゃないので誘わないでそっとしておいて!
昨夜のメンバーはみんな個性の塊でして、オイラはいろんなタイプがいるんだなーと勉強させてもらってましたが、ひとつだけ、どうしても理解に苦しむ部分があったのでエントリします。
◆
ある経営者が自社の従業員のことを、「ウチのボケ共が〜」とか「可も無く不可も無く〜」とか表現してたので、ボクらはすかさずツッコムんです。「そんな言い方したらアカン」って。
よくよく聞くと、どうやらこういうことらしいのです。
「小さいしがない会社で、しかも社長もそないに長所はない。
そんな会社に優秀な人が来てくれるわけはない。」と。
ボクは激しく違和感を覚えて、ボクの持論を展開するわけですが、中々聞き入れてもらえません。なぜなら、その人にとってボクは「優秀な経営者」の言う事だからです。優秀なヤツに平凡のヤツの気持ちがわかるかと。
気持ちはわからないでもない。
ボクもそんな時期はあったから。
でも決してボクが優秀なわけではなく、現状に満足せず日々勉強したから今があり、これからも勉強し続けるつもりです。その積み重ねがボクを高みに誘ってくれると信じてるのです。
その方の会社は当社よりも売上があり、社員数も多く、東京にも支社を持っています。それだけでボクよりも優秀な経営者なのです。しかし経営手法はまったくの反対で、会話の多くは噛み合いませんw
ただ、経営の世界に正解も間違いもないんです。結果しか求められてません。失敗したかなーって思った決断でも、絶対に何か残ってるはずなんです。会社を潰してしまうような決断でなければ、それは失敗じゃないんです。
あの失敗があったから今がある。
そう言って笑顔でグラスを傾ける経営者は、皆すばらしい人たちばかりです。
◆
せっかく出会い、一緒にお酒を呑む関係になれたのですから、その経営者の方には是非、もっと大きな商いをしてほしいと願っています。
余談:
「タガヤさんってホントにエラそうですよねーw」
っと呑んでる間、言われ続けました(汗)
ボク、自分ではフレンドリーなんだって勘違いしてたよ。
ところで、エラそうと感じられずにフランクかつフレンドリーな対応ってどーしたらいいの?
あまりに長時間に渡り言われ続けたので、ちょっと殺気が芽生えました。
次言われたら、オレの必殺右ストレートをお見舞いしよーと思います(・∀・)
交渉事ってむずかしい
この一週間は第三者として交渉事に参加することが多かったのですが、参加していて痛感したのは、交渉とは勝ち負けの勝負事ではなく、誠実に問題解決をして行く場なんだな、ということです。
十分に予備交渉/準備した上で、まずお互いに共通の利益がある部分をさっさと決めてしまい、その後お互いに感じている問題を一つずつ、視点を変えたり、他の話と抱き合わせで譲歩しあったりしながら解決していくと、ややこしい問題も、時間さえかければ順調に解決できると思いました。
ただ、双方に誠意が無いと、問題の解決は難しいですね。ウソをついたり、必要な説明を省略したり、相手の利益を考えず自分の主張ばかりを押し通す、という事をすれば、一気に解決までのハードルが高くなると感じました。
タガヤっす。
昨日、ウェブシャークの大将からメールがあって。
「柏木くんの誕生日会をするからおいで」と。
主催はブロガーのマスナガさんとのこと。
ブロガーって何やねん(汗)
ブロガーミーティングとか聞いたことあるけど、内輪の集まりとちゃうんかと警戒心がにょきにょきと芽生えてしまった。
人数が少なかったし、初対面なのはマスナガさんだけという状況を把握して出席することにしたんだけど超楽しかった。
◆
昔から警戒心の強い草食動物みたいな性格なくせに、肉食に喰われまいと必死に威嚇する技を覚えていて、なんでだろうと思って思い出したら。
忘れもしない関西クリエイターお遊び会という会に参加したとき、知り合いに誘われて参加したんだが、内輪の飲み会がそこらで繰り広げられ、はじめて参加のオレはひとりぼっちで浮いていた。しかも、知り合いに助けを求めようにも、運営の手伝いをさせられててそれどころじゃない。結局オレは10分で会場を後にしたというもの。
10分の間に頑張ってはみたんだけど、割り込もうとする会話の内容がとてもついていけるモノではなかった。
超くやしかった。
そんなことを思い出した。
で、マスナガさんと話をしていて、先日東京で開催されたWISH2009の話題になった。最近のイベントでは、そのようなことがないように、細心の注意をしているらしい。新参者にはうれしいなあと。
みんな少なからずそういう経験をしてるから、そんな人を増やさない為に考えてるんだなーって素直に感心した。
◆
30超えたおっさんが多かったンだけど、
最近むやみにイベントに参加しなくなった的なことを言い始めるのは、30代になると圧倒的に多くなる。営業うざい。とか、名刺交換目的とかうざいとか、そんな理由なんだけど、そこには閉塞感があったり、社交性が低いというわけじゃなく、きちんとお付き合いを大切にしていきたいという想いがあるからなんだろうなーって思った。
いや、オレがそうなんだけどもw
むやみやたらと無意味にネットワークだけを拡大させていく必要がないんだろうなーって、改めて思った。そして、貴重な出会いを演出してくれる人には、とっても感謝だなーって思いながら、カウンターに座ってる女性のちら見えするふとももを見ながらボストンクーラー呑んでたオレはマスナガさんと同類っぽいw
次は中華ナイトでお会いしましょうw
参考:
頭ん中
タガヤっす。
ボクは飛び込みであれ、メールであれ、営業される側として真摯に対応することを心掛けています。
なぜならボクは、営業コストを気にするあまり、そのような営業行為を一切やったことがないからです。営業ができるってすげーなーと思う訳です。
先日、問い合わせフォームからシステム開発会社からの営業メールがあったので、サイトを見てみると出来たばかりの個人事業者でした。
最近、当社には結構な数のお引き合いがあり、協力会社さんにお手伝いしてもらうことがありましたので、ネットワークを増やすと言う意味でも重要だとは思いましたが、経験が極端に浅いため、丁寧にお断りのメールを出しました。
返信は期待してなかったのですが、食い下がってくるような返信をいただいたので、直接お会いすることにしました。やる気はすべてに勝ると思ってるからですw
◆
20代前半の好青年でしたが、技術的な話が一切できませんでした(汗) わかる人を連れてきてほしい、できれば代表の方とお会いしたいと、2回目を設定したのですが、代表の方に軽くブッチされました。
事前の連絡なく、先日の営業さんだけが訪れました。
約束が違うと聞くと、代表は急遽別件で出ているらしいです。
連絡くれれば代表の時間に合わせてリスケできたのに。
できます!だけじゃわからんので根拠(技術経歴)などの判断材料をくださいとお願いしていたにも関わらず、手ぶらでしたし。
これにはボクも我慢の限度でした。
#最近いろいろあり、限度が低いんだけどw
無駄に時間を取りたくなかったので、5分で帰っていただきました。
◆
2002年のITバブルと言われる時代、有象無象のシステム屋が乱立しました。ちょっと腕に覚えがあるプログラマが、気軽に独立するような時代でした。単価は急降下し、安かろう悪かろうの仕事でクライアントをトラブルに巻き込むような現象が、あちこちで聞けるような、そんな混沌とした時代でした。
安いという理由だけで発注するから失敗する。
システムはビジネスの根幹に関わる重要な投資であるにも関わらず、出来る限り安いところに依頼するということが間違っていると思う訳です。
安いに超したことはないんですが、価格よりも重視しなければならないポイントが必ずあるはずなんです。
◆
その個人事業者は、結構な仕事量をお持ちのようですので、ボクらのお手伝いをしていただかなくとも、事業としては回っていくのだと思います。
でもこれだけは断言できる。
システム会社は営業だけでは成り立たない。
どれだけ優秀な営業さんがたくさんの仕事を獲得してきても、そのクライアントがリピートしなければ、いつか営業コストが収益を圧迫することになります。なぜなら、新規顧客の開拓が高い営業コストが必要だからです。
ボクらはボクらの持ってるポテンシャルをすべて費やし、営業コストを限りなくゼロにしていく。だって技術を武器にしてる会社なんだから。
これだけは守っていかなければならないと再認識しました。
◆
最近また、安いという理由だけで発注してしまって失敗するケースを良く耳にするようになりました。それだけ新しい会社が増えたということなのかも知れませんが、この失敗は若い会社が必ずする失敗の定番のような気がします(汗)
非システムの起業家は、正しいシステム会社の選び方を勉強しないと痛い目を見ることになりますよ。
タガヤっす。
ボクが5年以上も愛用している手帳があります。
かの有名な「フランクリンの手帳」です。
元々手帳を愛用していたボクは、
すんなり移行でき、かつとてもすばらしい使用感でたちまちファンになり、リフィルを毎年買っていました。
ところが、前職を退任してから書き込む予定もなくなり、手帳を手に取らなくなりました。
これでもボクはIT業界の中心で愛を叫んでいる技術者のひとりなので、ノートPCを持ち歩くようになってから、手帳というアナログなツールをデジタル化できないかと、それこそいろんな手法やツールを用いてチャレンジした経緯があります。
打ち合わせの議事録は紙copi、
予定はサイボウズなどのグループウェア、
プライベートはケータイなど。
ところが、今現在と言えば。
打ち合わせはA5サイズのルーズリーフに手書き
予定はグループウェア(共有するため)
プライベートは記憶力w
アナログ管理に戻りつつあります。
なぜかと言うと。
◆
手書きの方が圧倒的に情報処理能力(自分の脳みその)が高いからです。書いて理解できるかどうか。分からない場合、挿絵や図解などを用いて、理解しやすいように記述することができます。
情報の伝達方法で、まず誤解を生む方法は、文字だけのやり取りです。NASAの宇宙飛行士の試験にもありますが、ひとりが実際の絵を見て、無線を通じてパートナーにどんな絵かを伝えます。それを聞いたもう一人が、実際の絵をどれだけ詳細にトレースできるかというモノです。
つまり、どれだけ言語に通じていても、会話で生じる誤解を回避することはとても大変であり、その誤解が生命に関わる職業には、相応の訓練が必要なのです。
テキストだけで理解しよう。それを議事録として社内に共有しよう。そんなん特に訓練も受けてない一般人にできるわけないじゃん。
◆
情報の本質は、正しく理解し、それを活かすことであり、キレイに残すことじゃない。
断っておきますが、デジタル化を否定しているわけじゃないです。手書きのメリットから目を背けないでほしい。自分が手帳を運用しても長続きしないからって。
長続きしないのは、手帳をツールとしてうまく運用できてない証です。そんなに重要じゃないんです。だからすぐに止められる。
グループウェアは情報の共有が目的なのです、ただそれだけ。
手帳は違う。いろんな意味がある。ボクが感じてるメリットを書き出すと。
- 書くことで理解が深まる
- リスクポイントを早く発見できる
- 自分のことが分かる
- どのような環境でも読み書きできる
- 振り返ることも簡単にできる
- 完全無欠なフリーフォーマット
手帳ひとつでいろんなパラダイムシフトを起こすことも可能です。これは実感したことがあるから断言できる。
◆
このエントリは、社内に手帳とノートの文化を広めようとしたら、「使いません」と断言されてショックだったので書いてます。
恐らく、手帳というすばらしいツールの本質を理解していないのではないかと思います。
フランクリンを全社員で利用してる会社も知ってます。恐らく手帳を全スタッフで運用するには、社内教育的な活動が必要なのでしょう。
会社でなくオレ個人で買ってあげようと思ったけど止めた。
お前ら自分で買え。使わないかも知れないものにお金は使えません。
デジタル化を盲目的に推進してしまって失敗というケースが、これからどんどん出てくるんじゃないだろうか?
新しいものを積極的に導入してみるチャレンジはとても重要ですけど、その中で残すものは残していかないと、本質的に良質なものを見分ける能力が乏しくなっていくんじゃないだろうか。
というわけで、ボクはすべてアナログに戻すぜ。
打ち合わせはノート。
スケジュールは手帳。
プライベートも手帳。
#ノートと手帳が一緒にできればいいけど、
#落書きが多いので分けてる
情報の共有化はどーすべか?(汗)
ちなみに手帳用のボールペンは、JORG HYSEK (ヨルグ・イゼック)のペンで東京にしか売ってなく、通販もない時代に買いました。1本5万ぐらいで2本購入しました。涙出たw
僕が手帳を使わない理由
みなさんは手帳にあこがれる感覚、わかりますか?
僕は「手帳でスケジュール管理って大人でカッコイイ」と思うような単純な人間だったので、社会人になってすぐに分厚い手帳を買いました。
ところが仕事が忙しくなるにつれ、僕は手帳を使わなくなりました。それはなぜか。
- スケジュールを他人と共有することが多くなった
- 書いたものを探すのに時間がかかる
- 走り書きをすると字がきたなくて萎えた(そして見返さなくなった)
- ケータイやスケジュール管理ソフトが進化した
- 仕事の都合上、PCを持ち歩くことが多くなった
でも途中で手帳の運用でストレスを感じている自分に気付きました。
というわけで、今はもっぱらデスクネッツというグループウェアを使ってます。
ただ、プライベートでは共有する必要がないのでモレスキンという手帳を使ってます。
こんなのです。
コンパクトなのと、表紙が固くて折れないのと、バンドがついてて鞄の中で勝手に開かないところがお気に入りです。
ちなみにペンはLAMYのtipo ALを使ってます。オススメです♪
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