最近、知り合いの社長のお子さん2人(小学生)にパソコンを教えているのですが、あまりの吸収の速さに驚きます。
先日はエクセルを教えたのですが、2~3時間教えただけで単純な業務で使うレベル(グラフを作ったりsumやaverage関数を使ったりする程度)に達し、あとは一週間後、一ヶ月後に復習すればOKかなという感じになりました。
他にも、様々なツールの使い方やwebプログラミングを教えたりしていましたが、基礎を教えただけで簡単な人生ゲームを作っていたり、何も言わなくても勝手にゲームバランスを微調整していたりして流石だなあと思っています。自分が小学生のころはもっとあほだったような気がします。
あとは、ワード、パワーポイント、ホームページ制作ソフトやデザイン系ソフト辺りの基本的な使い方を教え、何か架空の仕事を作った上で、他人に貢献するやり方、お金に変えてゆく手法やそのための考え方をどんどん教えていこうかと思っています。
子供時代の学びとは、「扉を次々に開け、中をちょっとだけ覗いてまた閉じる作業のようなもの」と言うことを最近どこかで聞きました。頭の中にある扉の数を増やして、自分の進むべき進路を増やしてゆく作業だと。
ということで、ついつい細かいところまで教えてしまいそうになりますが、扉を開けて進むのはちょっと置いておいて、できるだけ多くの扉を用意して覗かせてあげたいと思っています。
タガヤっす。
先週末、東京に出張してました。
つっても、営業は澤久に任せてたので、ボクはぶらぶらと友人たちの会社に文字通り「遊び」に行くっていうスタイルでした。
メインは金曜の夜に開催された東京IT呑み会です。
そこで感じたことをエントリします。
◆
ボクは起業してからずーっと大阪を本拠地に活動しておりまして、以前はあった東京のお客さんも今ではお付き合いすらありませんでした。
なので今回は、2年振りに東京に行きました。
そこで今までの考え方を覆されました。
東京という場所は、ITに携わる人間にとって技術的にも知識的にも弱い人たちが集まって、大きな仕事を必死こいてやってるイメージだったのです。
優秀な人は地方で自分のスタイルで仕事をするもんだと。
#2002年〜2004年ぐらい
実際、そういう時代がありました。
ところが不況の影響でがらと変わってました。
地方の優秀な人たちが仕事を求めて東京を目指した結果、東京で仕事が完結するようになり、地方に仕事もない、優秀な人材もいないという、東京集中型になってしまっているようです。
#2006年ぐらいから
オフショアという言葉が昔流行りましたが、今年当たりからオンショア的な、東京の下請けで地方が安く請け負うという案件が、かなり広がるのではないかと思います。
外国とのやり取りで失敗してる会社が多数ありますので、自然な流れなのではないかと思います。
さらに。
案件の予算見直しにより、大手ベンダーが以前のように仕事が取れないところにリーチできる中小企業が元気でして、効率的に外注さんをコントロールすることで利益を出してるところもたくさんあるようです。
今後さらに専門性を求められるような仕事が増えるのではないかと。
ディレクション特化型、
システム特化型、
サーバ特化型、
デザイン特化型、
いろいろあると思います。
今時、ワンストップでサービスしまっせ!というキーワードは流行らない感じです(汗)
選択と集中を突き詰めて効率化されたプロフェッショナルな集合体みたいな感じのやり方なのかなあとイメージしてます。
◆
そんな話を聞いた後、大阪の状況を見直すと、どうも地盤沈下してるのではないかなーと思います。
予算がないから安いとこに依頼して失敗。
今後も増えそうな予感です。
「今、関西で話題のIT系企業は?」っていう質問を今まで何度もされてきましたが、最近のが答え難くなってるますし、実際少なくなってます。
東京のお友だちも、大阪に出張って言えば呑みに誘っていただいてますが、その数は減ってます。なぜなら出張自体が減ってるから。
大阪飛ばして福岡に行くらしいです。
空洞化、ドーナツ現象、なんとでも言えますが、その中心が大阪なのは寂しい気持ちです。
◆
東京進出、そろそろ現実的に、かつ戦略的に計画ぐらいはしておいて損はなさそうです。
計画はあくまでも計画で、実行するかどうかは未定ですけど、この判断をミスったら致命傷じゃね?ぐらいに感じています。
でも、東京に住みたくないよー!(涙)
個人的な価値観が邪魔して仕方がありませんw
ユーザーに様々なコンテンツを提供してもらう形のウェブサービスっぽいサイトを運営していると、必ずノイズ(管理側が希望しないコンテンツ)がそこに混じるようになってきます。
悪質なユーザーによって故意に混ぜられた物もあれば、ネタとして提供された物もあります。一見さんが興味本位で、というのもかなり多いですね。
こういったノイズは人気サイトになるにつれて日々増えてきますし、これに激怒した常連ユーザーが大暴れしたりして余計にノイズが増え、まともに対応すると凄く時間がかかったりします。
しかし管理側の人間としては、そのようなノイズへの対応よりも、新機能の追加や新しい分野への進出に時間を使いたいところです。前向きな時間の使い方をしないとモチベーションも下がりますしね。
そこでそういった時、私は以下の組み合わせで生温かく対応しています。
1. 見なかったことにする
ノイズの割合がそれほど高くない場合、ノイズごと楽んで下さい的な雰囲気に持っていくのはアリかもしれません。そこから新しい楽しみ方を見つけてもらえる可能性もありますし、変に規制するより良い場合があると思います。
割れ窓理論をずっと気にしていたのですが、ネットの世界ではあまり当てはまらないような気もします。コミュニケーションの濃度の差でしょうか。
2. 人任せにする
評価システムと連動させたノイズ除去の仕組みを入れておくと、ユーザーの手によって不思議と勝手に浄化されてゆきます。これはどのようなジャンル、ユーザー層でもそうじゃないでしょうか。
また、特定のユーザーにお願いしてノイズの除去を手伝ってもらうのもよい方法ですが、サイトの雰囲気が変わらないよう注意しなければならないと思います。
3. サーバに頑張ってもらう
データ閲覧者の滞在時間、クリックされたボタンの位置、データを送ってきたIP、投稿時間、削除パスの文字列、タイトルに含まれる文字、、と見ていくと、ある程度ノイズのあるコンテンツの傾向は見えてきますので、それを自動的に判別して削除するようにします。
また、すぐに削除してしまうのではなく「削除予定フラグ」を立てたまま一定期間生かしておき、半日後ぐらいに自動削除するのが効果的です。投稿を拒否するなどして「自動的にはじかれてる」と投稿者にバレると色々と面倒だからです。
以上、何かのヒントになれば幸いです。
タガヤっす。
1995年1月17日5時46分、神戸に大地震が発生しました。
阪神・淡路大震災というヤツです。
詳細は省きますが、生粋の関西人のボクに取って1月17日は一生忘れられない日になりました。
あの地震が独立のきっかけだった。
そう言う経営者が、関西には多く存在します。
人生観さえも一瞬で変えてしまうような出来事だったのです。
ボクはまだ大学生でしたので独立とかの話にはなりませんが、人生観が変わったのは間違いありません。
「明日死ぬかも知れない」ということが現実に起こりうることなんだと。
◆
ボクはそれから、後悔のない人生とは?ということを常に頭に置くようになりました。今でもそうです。
自分が間違っていないと思ったら絶対に曲げません。死んでも曲げません。裁判沙汰になっても曲げませんw
自尊心とか克己心とかそういうレベルの問題ではなく、後悔しない生き方というのは時にめんどくさいかも知れませんし、遠回りになってしまうかも知れません。
それでも。
ボクは後悔だけはしたくない。
ときに頑固だと言われることがありますが、ボクはこれは頑固じゃないと思ってます。自分の正義に反することはしないってことなのです。
みなさんは、自分の正義って何か理解してますか?
ボクの正義は、「みんな幸せかどうか?」ということです。
ボクだけでもなく、相手だけでもない。
近江商人の言う「三方良し」の精神に似てる気がします。
ボクはこれからも自分に正義に正直でありたいと思います。
そして毎年、この日になると、
自分の正義がちゃんと守れてるかどうか、確認するのが定例になってます。
最後に。
あの日、突如として亡くなられた6,434名のご冥福をお祈り致します。
当時、ボクの受講していた教授へ。
先生が亡くなられたことで、ムリだと諦めていた単位をいただけることになりました。ありがとうございました。
先生の不幸を喜んだわけでは決してありません。
重ねてご冥福をお祈り致します。
でも、ボクが4回生のときに起こった地震だったら、ボクは留年せずに済んだのになー。
って今でも思ってます、ごめんなさい。
アマノです。
先日のエントリの関連で、今回は面白いツールを見つけたので紹介しておきます。
前回のエントリでも書いたようにIE6以下は
現在のWeb標準のままではうまく機能しないものが多く
webプログラマーを悩ませています。
しかしながら未だにPCに不慣れな人はIE6を使用していたりします。
アナログが終了するようなこんな世の中で~・・・ポイズン♪
IE6もこの際斬ってしまってもいいのではないでしょうか?
という事でここで紹介されているツールを導入してみませんか?
いっそ改良して画面全部に砂嵐も出るようにしようかな・・・w
アマノです。
IE(特に6以下)は、Web関連の仕事をされている方なら
ほとんどの方が知っているように他ブラウザとは
違う動き(バグ?仕様?)が多々あります。
その中で、書かれているのが見つからなかった
CSSの透過(filter:alpha)のちょっとした罠についてです。
このCSSは要素を半透明にしてz-indezが下にある要素を
透過して表示します。
この透過のCSSの書き方はブラウザによって大きく違い、
IE系では filter:alpha(opacity=透過率) と表記し
CSS第三水準では opacity 属性で指定します。
ところがこの filter:alpha ですが、
display の要素によって動かない場合があるようです・・・
特に jquery や protoype.js の表示・非表示の機能を使うと
display 要素が思ったものと違う場合があるので注意が必要です。
今回は透過についてだけ書いていますが、
多分この罠は filter 属性自体のものだと思われます。
ほんとに独自の機能というのはいやになりますね・・・
ソフトバンクのダブルナンバーはなかなか優秀だ
会社用PHSを購入して2年。ようやく縛りが解けたので、解約することにしました。
で、代わりに個人用のソフトバンクケータイでダブルナンバーを申し込みました。
1台のケータイで2回線使える便利なサービスです。(docomoで言うと2in1なのかな?)
ダブルナンバーのいいところは請求を別にできるところです。
A回線はいままで通り個人に請求、B回線は法人カードで支払い、なんてことができます。
しかも、B回線のパケット料金はA回線に合算することができます。
つまり、A回線でパケットし放題を契約していれば、B回線は基本料金と通話料を払うだけですみます。
僕はB回線でホワイトプランを契約したので、ミニマム980円/月です。たぶん。
いやー、新しいケータイの操作法も覚えなくていいし、荷物は減るし、すっきりした!
タガヤっす。
ボクがマネジメントをするようになって十数年になりますが、最初の5年はいろんなことを経験してきました。
最近では以前のように大変なことになることはなくなったように思います。ボクの経験が活きているのだと自負していますが、これからスタッフにマネジメントを教えることを考えたとき、表題にある「功には禄を、能には職を」という言葉を思い出したのでエントリにしたいと思います。
◆
まずは極論を。
全員が満足するような評価制度を作ることは不可能
だとボクは考えています。
いくら評価の根拠を説明しても不満は残るんです。
実際、ボクがそうでした。
サラリーマン時代、誰よりも会社の売上に貢献したにも関わらず、年功序列で昇給や賞与が決定されたり、上司に気に入られたもん勝ちみたいな部分が大きく存在しました。
なのでボクが評価する側になったとき、何を評価軸にしたらいいのか?ということをずーっと考えてきましたし、いろいろ試しました。
成果主義が社会的に認知されたこともあり、ボクもめちゃくちゃ成果主義側だったのです。
そんなとき、ある人から教えてもらった言葉がぐっと来たんです。
それが「功には禄を、能には職を」だったのです。
成果を上げたからと、役職を与えてしまっては組織全体に悪影響が出るということを身を以て経験していたからです。
成果には報酬で評価し、能力のある人にどんどん役職を与えて、できることの幅を拡げてあげたいと思うようになりました。
両者とも企業には必要な人材ですので、どちらが優秀とかそんな話ではなく、たった1回の成果で優秀な人材を無駄にしてしまった自分自身の後悔から、この言葉を心に刻んでいます。
マネジメントできねー人に、キャリアがとか、実績がとかで役職与えても、期待してるポテンシャルどころか、今までできてたことすらできんようになると思います。これ、経験済みです(汗)
あー、もっと成長してー!
でも、ちょっとだけ若返りたいw(・∀・)
アマノです。
遅くなりましたが、明けましておめでとうございます!
早いもので今年でASENSで2回目のお正月を迎えました。
私もASENSに来て1年ちょっとになり、最近悩みがあります・・・
というのはお昼ご飯なのです!
さすがに1年もたつとお昼が同じようなものばかりになり
最近昼食に楽しみがなくなってきています;;
以前はASENSの近くのお昼所を紹介していたのですが・・・
誰かASENSの近くで食べたココが美味しい
という店があれば紹介してください!
また、昼食を飽きないようにする方法とかあればお願いします!
他にも、コンビニとかで新しい飲み物とか(○○しそとかw)あったら
買ってみたりもしているのでそういう面白食べ物&飲み物とか
そんなオススメとかも募集ですw
タガヤっす。
忘年会あたりから初めてお会いする人たちとの出会いラッシュでして、起業した、独立したって人が多いこと多いこと。
ボクも起業したときは不景気だー、転職氷河期だーなどと騒がれてましたけど、よく考えたら大阪でも景気が良かったのってバブル以降ないんじゃないかと。
んで、起業って良く考えたら2パターンしかないことに気付きました。
・自分のキャリアを活かしたい会社
ex : WEB制作とかシステム開発とか
・自分のアイディアで勝負したい会社
ex : いわゆるアド「ベンチャー」な会社
会社を設立するということは、共通してやらんといかんことが目白押しなんですけど、知らないことで損することって意外に多いんです。
健康保険を任意継続じゃー、クレジットカード作っとけじゃーっちゅうのは、書籍に載ってるので研究してもらうとして、あまり誰も教えてくれないのに、かなり助かることを書きます。
◆
1)会社の設立前に、自治体などが行っている助成金制度やインキュベーション施設などを一通りチェックしましょう。
隣町で登記した方が助成金があって助かったという話は昔からありました。一昔前なら、大阪でやるより神戸のが良かった。事務所を借りる費用を3分の1ほど助成してくれる制度とかありましたから。恐らく今はないだろうけど、調べる価値はありますよ。
2)失業保険を貰える人には助成あり!
詳しくは社会保険労務士さんのが詳しいと思うので、無料相談などを受けてくれるとこに相談するといいでしょう。大阪にはそういうところがたくさんあります!
3)雇用することが決まってるなら!
これも社労士に相談してくださいw
4)最初から融資を受けとく
日本政策金融公庫には起業支援的な融資制度があります。
営業開始してからでは、売上実績などをシビアに判断されますので、融資を受けられる可能性が大きくなるかどうかは、スタートアップ時期のしんどいところが基準になっちまいます。
自己資金の2倍は貸してくれると思います。
#テクニックは必要やけどw
5)最初から社会保険完備とかにこだわらない
前職の社会保険を任意継続していれば2年間は必要ないです(・∀・)
◆
とにかく、タダでもらえるものは最大限にもらっておく。
融資は受けられるときに受けておく。
これかなり重要です。
銀行員ですら口癖のように言ってます。
「銀行は雨の日に傘を貸さない」
つまり資金ニーズができてから動いたのでは遅すぎるんです。
経営において「借金」は、必ずしも「悪」ではないのです。
無借金経営を誇っておられる経営者もたまーにおられますが、それを自慢される人の多くは、レバレッジを効かせた成長するための戦略をとってこられなかった結果だと思っています。
成長戦略を良しとしているのではなく、どっちも正解、不正解のない、ただの経営手法のひとつであるだけなのです。
ただボク個人は、アーリーで受けられる融資なんて新車1台潰した程度に考えてるので、借りれるときに借りとけって思う訳です。
金融機関も馬鹿じゃないので、返せないような融資をどこのウマの骨かわからんぽっと出た起業社長に貸す訳が無いんだからw
◆
とまあ、独立すると相談されたときに話す内容をざくっと書いてみた。
だって、今お世話になってる美容師さんにすら相談されるぐらいだから、エントリにしといたらここ読めwって言えるかなーって思っただけw
まず頑張って自己資金貯めるんだ、Y山くん!
#今まだ雇われなので公開できないw
最近のコメント