タガヤっす。
当社ではトラック用品の販売を行っています。
http://paman-dr.com/
WEBサイトへの集客やSEO、SEMからシステム的な質問への対応など、WEBにまつわる当社でお手伝いできることを担当させていただいております。
つまり、WEBショップという店舗運営をお手伝いして、売上の数パーセントを当社に還元いただいております。
最初は売上が少ないので、売上の数パーセントでは完全無欠な赤字運営だったのですが、半年を超えるあたりから利益が出始め、1年ちょっとたった今、専任で一人付けても黒字という状態にまでなりました。
実はこのスキームで利益を出すには、かなり経験と知識が必要です。確実に集客できて、さらに購買していただかなければ、単なる赤字で終わるからです。そうやってWEBから撤退したショップさんをたくさん目の当たりにしてきました。
WEBは儲からない
この概念を壊すために頑張りました。
その結果、このスキームをパッケージ化して、売上に悩むショップさんやメーカーさんに利用していただけないか?と考えました。
商品毎にアプローチは変化しますので、大枠のフローと運営ノウハウをパッケージングできないか?と、今までの経験から得て商品に昇華させる作業は非常に大変でしたが、とても有意義でした。
パッケージングしたことにより、担当者一人で運営代行できるショップさんの数が増えます。さらに、コスト削減できますので、利用料(売上の数パーセント)という部分で、クライアントさんにメリットを提供できます。
いやー、良い商品ができたw
◆
ショップさんやメーカーさんは、自分たちにしかできない仕事に専念してもらい、当社ができること、またはやった方が効率がいいものを担当させていただく。
そんなウィンウィンな関係を構築していきたいなーと考えています。
クライアントさんから見れば、手間が軽減でき、売上が飛躍的に上がります。当社から見れば、売上が上がれば収益が上がりますので、ひたすらプロモーションやマーケティングに特化できます。
強みであるシステム開発は、売上が伴わないようなシステム=売れない という概念の元、量は削減できますが、収益性の高いシステムが作れます。
今まで、クオリティが高い=バグが少ない というイメージでしたが、当社のクオリティの意味はさらに、収益性が高い という付加価値を提供することができます。
今期中にこのスキームで、さらに5社と契約目指して頑張りますっ!!
タガヤっす。
先週末、東京に出張してました。
つっても、営業は澤久に任せてたので、ボクはぶらぶらと友人たちの会社に文字通り「遊び」に行くっていうスタイルでした。
メインは金曜の夜に開催された東京IT呑み会です。
そこで感じたことをエントリします。
◆
ボクは起業してからずーっと大阪を本拠地に活動しておりまして、以前はあった東京のお客さんも今ではお付き合いすらありませんでした。
なので今回は、2年振りに東京に行きました。
そこで今までの考え方を覆されました。
東京という場所は、ITに携わる人間にとって技術的にも知識的にも弱い人たちが集まって、大きな仕事を必死こいてやってるイメージだったのです。
優秀な人は地方で自分のスタイルで仕事をするもんだと。
#2002年〜2004年ぐらい
実際、そういう時代がありました。
ところが不況の影響でがらと変わってました。
地方の優秀な人たちが仕事を求めて東京を目指した結果、東京で仕事が完結するようになり、地方に仕事もない、優秀な人材もいないという、東京集中型になってしまっているようです。
#2006年ぐらいから
オフショアという言葉が昔流行りましたが、今年当たりからオンショア的な、東京の下請けで地方が安く請け負うという案件が、かなり広がるのではないかと思います。
外国とのやり取りで失敗してる会社が多数ありますので、自然な流れなのではないかと思います。
さらに。
案件の予算見直しにより、大手ベンダーが以前のように仕事が取れないところにリーチできる中小企業が元気でして、効率的に外注さんをコントロールすることで利益を出してるところもたくさんあるようです。
今後さらに専門性を求められるような仕事が増えるのではないかと。
ディレクション特化型、
システム特化型、
サーバ特化型、
デザイン特化型、
いろいろあると思います。
今時、ワンストップでサービスしまっせ!というキーワードは流行らない感じです(汗)
選択と集中を突き詰めて効率化されたプロフェッショナルな集合体みたいな感じのやり方なのかなあとイメージしてます。
◆
そんな話を聞いた後、大阪の状況を見直すと、どうも地盤沈下してるのではないかなーと思います。
予算がないから安いとこに依頼して失敗。
今後も増えそうな予感です。
「今、関西で話題のIT系企業は?」っていう質問を今まで何度もされてきましたが、最近のが答え難くなってるますし、実際少なくなってます。
東京のお友だちも、大阪に出張って言えば呑みに誘っていただいてますが、その数は減ってます。なぜなら出張自体が減ってるから。
大阪飛ばして福岡に行くらしいです。
空洞化、ドーナツ現象、なんとでも言えますが、その中心が大阪なのは寂しい気持ちです。
◆
東京進出、そろそろ現実的に、かつ戦略的に計画ぐらいはしておいて損はなさそうです。
計画はあくまでも計画で、実行するかどうかは未定ですけど、この判断をミスったら致命傷じゃね?ぐらいに感じています。
でも、東京に住みたくないよー!(涙)
個人的な価値観が邪魔して仕方がありませんw
タガヤっす。
ボクがマネジメントをするようになって十数年になりますが、最初の5年はいろんなことを経験してきました。
最近では以前のように大変なことになることはなくなったように思います。ボクの経験が活きているのだと自負していますが、これからスタッフにマネジメントを教えることを考えたとき、表題にある「功には禄を、能には職を」という言葉を思い出したのでエントリにしたいと思います。
◆
まずは極論を。
全員が満足するような評価制度を作ることは不可能
だとボクは考えています。
いくら評価の根拠を説明しても不満は残るんです。
実際、ボクがそうでした。
サラリーマン時代、誰よりも会社の売上に貢献したにも関わらず、年功序列で昇給や賞与が決定されたり、上司に気に入られたもん勝ちみたいな部分が大きく存在しました。
なのでボクが評価する側になったとき、何を評価軸にしたらいいのか?ということをずーっと考えてきましたし、いろいろ試しました。
成果主義が社会的に認知されたこともあり、ボクもめちゃくちゃ成果主義側だったのです。
そんなとき、ある人から教えてもらった言葉がぐっと来たんです。
それが「功には禄を、能には職を」だったのです。
成果を上げたからと、役職を与えてしまっては組織全体に悪影響が出るということを身を以て経験していたからです。
成果には報酬で評価し、能力のある人にどんどん役職を与えて、できることの幅を拡げてあげたいと思うようになりました。
両者とも企業には必要な人材ですので、どちらが優秀とかそんな話ではなく、たった1回の成果で優秀な人材を無駄にしてしまった自分自身の後悔から、この言葉を心に刻んでいます。
マネジメントできねー人に、キャリアがとか、実績がとかで役職与えても、期待してるポテンシャルどころか、今までできてたことすらできんようになると思います。これ、経験済みです(汗)
あー、もっと成長してー!
でも、ちょっとだけ若返りたいw(・∀・)
タガヤっす。
忘年会あたりから初めてお会いする人たちとの出会いラッシュでして、起業した、独立したって人が多いこと多いこと。
ボクも起業したときは不景気だー、転職氷河期だーなどと騒がれてましたけど、よく考えたら大阪でも景気が良かったのってバブル以降ないんじゃないかと。
んで、起業って良く考えたら2パターンしかないことに気付きました。
・自分のキャリアを活かしたい会社
ex : WEB制作とかシステム開発とか
・自分のアイディアで勝負したい会社
ex : いわゆるアド「ベンチャー」な会社
会社を設立するということは、共通してやらんといかんことが目白押しなんですけど、知らないことで損することって意外に多いんです。
健康保険を任意継続じゃー、クレジットカード作っとけじゃーっちゅうのは、書籍に載ってるので研究してもらうとして、あまり誰も教えてくれないのに、かなり助かることを書きます。
◆
1)会社の設立前に、自治体などが行っている助成金制度やインキュベーション施設などを一通りチェックしましょう。
隣町で登記した方が助成金があって助かったという話は昔からありました。一昔前なら、大阪でやるより神戸のが良かった。事務所を借りる費用を3分の1ほど助成してくれる制度とかありましたから。恐らく今はないだろうけど、調べる価値はありますよ。
2)失業保険を貰える人には助成あり!
詳しくは社会保険労務士さんのが詳しいと思うので、無料相談などを受けてくれるとこに相談するといいでしょう。大阪にはそういうところがたくさんあります!
3)雇用することが決まってるなら!
これも社労士に相談してくださいw
4)最初から融資を受けとく
日本政策金融公庫には起業支援的な融資制度があります。
営業開始してからでは、売上実績などをシビアに判断されますので、融資を受けられる可能性が大きくなるかどうかは、スタートアップ時期のしんどいところが基準になっちまいます。
自己資金の2倍は貸してくれると思います。
#テクニックは必要やけどw
5)最初から社会保険完備とかにこだわらない
前職の社会保険を任意継続していれば2年間は必要ないです(・∀・)
◆
とにかく、タダでもらえるものは最大限にもらっておく。
融資は受けられるときに受けておく。
これかなり重要です。
銀行員ですら口癖のように言ってます。
「銀行は雨の日に傘を貸さない」
つまり資金ニーズができてから動いたのでは遅すぎるんです。
経営において「借金」は、必ずしも「悪」ではないのです。
無借金経営を誇っておられる経営者もたまーにおられますが、それを自慢される人の多くは、レバレッジを効かせた成長するための戦略をとってこられなかった結果だと思っています。
成長戦略を良しとしているのではなく、どっちも正解、不正解のない、ただの経営手法のひとつであるだけなのです。
ただボク個人は、アーリーで受けられる融資なんて新車1台潰した程度に考えてるので、借りれるときに借りとけって思う訳です。
金融機関も馬鹿じゃないので、返せないような融資をどこのウマの骨かわからんぽっと出た起業社長に貸す訳が無いんだからw
◆
とまあ、独立すると相談されたときに話す内容をざくっと書いてみた。
だって、今お世話になってる美容師さんにすら相談されるぐらいだから、エントリにしといたらここ読めwって言えるかなーって思っただけw
まず頑張って自己資金貯めるんだ、Y山くん!
#今まだ雇われなので公開できないw
タガヤっす。
当社には現在、技術者がボクを含めて2人しかいません。
プログラムは書けるレベルはもう一人いますが、技術者と言ったらおこがましいというレベルですw
以前から一緒に仕事をしてきた後輩が前職を辞めたタイミングで試験的に来てもらっていたのですが、ちょっとムリみたいなのです。
ASENSのやり方に合わないと言うのです。
予想はしていましたが(汗)
そこで、昨日事務所に行かずにいろいろ考えたのでまとめておきます。
◆
フェイキーというシステム開発会社を経営していたときは、人材全てが技術者で、高い技術力を武器にクライアントを増やしていきましたが、ボクがやりたかったWEBサービスは、5期やっても開発に着手できずに結局バイアウトしました。
ここでボクは学びました。
メシを食うために。
という逃げの理由ではじめた受託開発が結局本業になってしまい、身動きが取れなくなってしまったこと。
技術者ばかりだと意見が偏ってしまうこと。
技術者は保守的な人種が多いこと。
などなど。
ASENSはフェイキーで得た教訓から、同じ轍は踏まないように最初からマネジメントしています。
なので、フェイキー時代を知ってる後輩には、ASENSのやり方がどーしてもなじまなかったんだろうと分析しました。
当社のステージが、まだ彼のような根っからの技術者を許容できるレベルではなかった。これは経営者として反省すべきポイントだと真摯に受け止めています。
が、個人的には残念でなりません。
2000年にボクが転職した会社で彼と出会い、部下として一緒に仕事をし、ボクが独立してすぐの個人事業だった頃に合流してくれ、バイアウトした先の会社でも一緒に仕事をしました。
8年程一緒に仕事をしてきたので、お互いに手のウチは理解しています。
しかし、ASENSの理念は共有することができなかった。
彼はボクを今でも技術者として評価してくれているのに、ボクは現場に戻ることを拒否しました。それほどASENSという会社を技術だけの会社にしたくなかったのです。
しかし、現在はシステム開発の仕事も請けていますので技術者は必要なのです。
彼のようなすばらしい技術者を許容できるようなステージに、早く会社を成長させないといけないなーと思いました。
具体的なことを今後のミッションとして書いておきます。
- 技術者が安心できる環境の構築(保険とか)
- やりがいのある仕事の継続的な提供(規模とか)
- オレ以外のエース的な技術者を育てる(涙)
ボクはマネジメントを評価されるように精一杯、メンバーを放置するスキルを磨きたいと思います(・∀・)
タガヤっす。
最近の目立った動向を勉強してて改めて思ったことをつらつらと書いてみます。
・ソーシャルアプリが大人気
ユーザを手っ取り早く取り込めるので、
いろんなベンダーが必死こいて参入してる
・ケータイアプリが大人気
iPhoneやAndroidなど、今後もプラットフォームが
どんどん増えるでしょう
上記のマーケットに参入しても、短い命のアプリケーションを大量生産するしかないのかなーって思ってみたり。
しかしこの波を見逃す手は無い。だって会社だもん。
やっぱりクラウドなんじゃないかなーって思います。
うん、やっぱりいいサービスだw
なのに、まだ宣伝できない。
ウチとファシリティを所有、管理している会社との契約が終わってないから。
早くしないとこの波を捕まえられない。
急がねば。
クラウドサービスをもっと認知してもらうべく、
サイトを作成してぐわーっと広めようっと。
海外製のクラウドなんて目じゃないッス。
今は個別にご紹介して使ってもらってますが、
ウチのPCサーバよりも軽快な気がします(汗)
早くサイト作ってー!>中の人w
あ、興味があれば直接お問い合わせください。
クラウドサーバのサービス、ひっそりとやってますんでw
東京でYahooと同じ施設と環境で動いてますよw
タガヤっす。
今日、クライアントと打ち合わせしていて出てきた言葉ですが、「ペイするかどうか?」ということに関して、ボクの考え方をまとめてみたいと思ったのでエントリします。
その前に。
ウチのスタッフにブログを書くという習慣を植え付けるのに非常に苦労してます。口酸っぱく言い聞かせても、なかなか自主的にエントリすることがないように思います。もういっそのこと罰金制を導入しよーかと思うぐらい、習慣として身に付きません。
マジでこれはルール作成の方向で。
◆
サイトリニューアルのご提案をしたのですが、その費用に対して言われた一言でした。
ボクは逆に問いました。
「どうなったらペイしたと思ってもらえるのでしょうか?」
投資に対する求められている効果をハッキリさせるためには、ちゃんと聞いておくのは重要なことですから。
現状の数字を10%増加させることができたらOK、というラインをいただきました。正直、余裕の数字ですのでコミットさせていただきました。
ボクらがリニューアルを手がけることで、そのサイトから派生する数字(お問い合わせ件数だったり、サイトを見て連絡してくれたり)が10%以上増加すれば、このお仕事は成功したと言っていいのです。
◆
ペイするというのは、投資に見合う回収がキチンと成立するという意味です。ペイしないというのは赤字なワケです。投資する前に、それが果たしてどういう結果になるのかどうか?ということをキチンと仮説立てて検証する必要があるわけです。
このやり取りを聞けば、投資にうるさいクライアントと見る人もいるでしょうが、ボクはこのような経営者とのお付き合いの方がうまくいく気がしています。
なぜなら、どこまでも成果を評価していただけるという意味に他ならないからです。逆に言えば「ペイ」するのであれば、確実に投資してくれるクライアントだからです。
こういう判断をちゃんとしている会社は、今も元気に営業しているように思います。バクチは決してやらないんです。だから外れることが極端に少ないんでしょうね。
もちろん、ペイするかどうかの判断は投資を実行した後も継続しますので、途中でペイしないと感じれば、すぐにストップすることもできます。
ボクもキチンと判断をしていかなければいけないなーって改めて思いました。
あ、それは澤久の仕事だったっけ(・∀・)
ボクは直感で決めていこっとw
タガヤっす。
先日、親戚と話をしていて、
子供の教育論について持論を展開していたとき。
「形あるものはいずれ壊れる。
物を壊したことを叱るのではなく、
物を大事にしなかったことを叱りたい。」
という話をしたら、
「それはお金持ちの理論だ」
と言われてしまってあせったw
正直、そんなにお金持ちじゃありませんから。
◆
モノを壊したことを叱ると、子供は次にモノを壊してしまったとき、ウソをついたり言い逃れをしようとするようになるとボクは考えてます。ボクがそうだったから。
壊してしまったことを悔いても仕方が無いので、その失敗から何かを得てほしいとボクは思うのです。モノを大事にする心や、ウソや言い逃れをせず、素直に謝ることができる心です。
子供がそこから何かを得られたとき、壊れたモノの価値や金額は、子供の教育費として昇華されるとボクは考えてます。
こういう発想の転換ができる人って、
そうはいないんだなーと改めて感じました。
◆
これに付随してもうひとつ。
スーパーなどで良く見かける光景なのですが、少しでも安いものをピックアップされます。同じ容量の醤油なら、一番安いものを選ぶという感じです。
節約することはとても大切なことですので、その行為に対して反対するつもりはありませんが、安いものを選ぶことでバーターしてるモノを理解してる人は少ないように思います。
それは良いモノを知るということです。
良いモノを知れば、差額に対するメリットを冷静に分析することができます。そうすることで、正しいモノの価値を判断する能力を得ることができると思っています。
例えば、安いホテルと高いホテルや、安い焼き肉屋と高い焼き肉屋などです。
価格を安く設定できるのには、必ず理由があります。
この理由を知らずに、安易に安いものを脊髄反射的に選ぶクセがついてしまうと、かえって多くの出費を強いられることになります。
なんでもかんでも節約することって、
そんなにメリットが多いとは感じられません。
◆
こんな考え方ですけど、ボクはそないにお金を使いません。消耗品はなるべく安く購入しますし、長く使うものは良いモノを購入するようにしているからです。
今一度、考えてみてほしいと思います。
安いものを選んだときに得られるメリット、
高いものを選んだときに得られるメリット。
ちなみにボクはファッションには一切こだわっていないため、安いものばかりを着てます。しかし嗜好性が高いものは、かなり吟味して欲しいものをできるだけ安く買います。
だからか、
カカクコムさんはかなり重宝してます。ありがとーございますw
タガヤっす。
ある深夜に電話が掛かってきました。
以前お仕事でご一緒させてもらったP社社長からでした。
「今、九州に来てて、VPNルータの設定でハマってるので助けてほしい」という内容でした。
症状を聞いてると、どーやっても合ってる気がするのですが、思ったとおりのサブネットが付与されないと混乱されておりました。
なので、ネットでその動作で正解、という根拠をさらって、URLをメールして差し上げました。
正しい概念を理解していないとハマってしまうポイントだったのですが、そのメールがきっかけでクライアントに信用してもらい、事無きを得たと感謝していただきました。
◆
お礼にお食事に誘っていただいたので、昨夜行ってきました。北新地にあるフレンチに。超おいしかったです。
そこでいろんなお話をしてたのですが、ふと言われた一言がすげーうれしかったのでエントリしときます。
会社のこと、仕事のこと、これからのことなど、ざっくばらんにお話させてもらってたときに、ふと言われました。
「タガヤさんって仕事の話をするのに、お金の話を一切なさらないのね。そんな経営者はとても希有な存在ですネ」と。
確かに。
スタッフのこと。
仕事のこと。
こんな仕事をしていきたいとか、そんなんばっかりで、お金の話をすることはあまりないです。
商売がヘタクソと良く言われます(涙)
ウチは売上よりも利益率にこだわってるので、余計にそう感じられるかも知れません。ハードの仕入れとかやりたくないぐらい、利益率を上げていきたいんです。
利益率を上げるためには、優秀なスタッフが必要です。彼らのコストパフォーマンスが高まれば、利益率が上がると思っているからです。
そういう意味もあってか、社員教育には絶大なる手間と時間を掛けています。時には会社の存続すら掛けてしまいます。
そこはお金じゃないんです。
経営者としてはダメな部類だと思います。
今は。
◆
終身雇用が破綻し、一度は成果主義に傾きかけた企業も、また年功序列的な社内制度の導入が進む中、ボクは今まで通りの経営では、将来的に意味のある会社にはなれないと思っています。
そこでボクは、無限の樹形図をスタッフに教育をすることで築きたいと思っています。
ボクが教育して成長したスタッフが、将来の部下を育てることに繋がっていると思っています。ボクがそうだったからです。
ASENSという会社は、ボクと澤久で作った会社ですが、将来は今のスタッフがその部下を教育することで、より良い会社に成長させてくれるものだと信じています。
今のASENSにとって、スタッフの成長がなによりの利益だと思っています。
◆
ここまで書いて改めて思ったけど、会社として利益は出さないといけません。そこは誤解してません。会社として利益を追求するという教育もちゃんと行っていますが、その利益の源泉は、どうやってもクライアントの利益なのです。
ウチのスタッフは、そこを考えられる優秀なスタッフばかりです。テクニックや効率はまだまだですけどネ。
今後ともASENSをよろしくお願いいたします<(_ _)>
大阪IT経営者シークレット講演会
実は、先週土曜日に「大阪IT経営者シークレット講演会」を行いました。
で、シークレットといいつつ公開w
この会は、IT企業の代表数人が
- 仕事は楽しいんちゃうん?
- 組織で無いと成しえないことが有る
- 会社が成長するのアンタら次第
- ウチの会社はこうしてる!
集まったのはASENS、Tシャツ通販のDAQとパートナー会社、謎のミスターKY、在庫処分サービスのshoichiの面々。
僕は司会を担当しました。
—
まずは、ASENSタガヤが自分の経歴からなぜ組織を作るに至ったかを説明。
その後、モチベーションを上げるためにすべきことをお話しました。
「人間は感情の生き物」という一言が人心掌握に長けるタガヤらしくておもしろかったです。
それから、テーマに沿ってこんなにまじめに話をするタガヤを初めて見たのでびっくりしましたw
—
次に、DAQ後藤さんがスタープレイヤーだった自分が監督(=社長)になるまでの経緯をお話。
そして、会社の理想像を確立するために今やっていることをお話しました。
作り手だったため、最初は小売業に嫌悪感があったそうです。驚きですね。
後藤さんは講演する予定ではなかったのですが、DAQのスタッフの方はこんな形で社長の想いを聞くことがあるのかなと思って振ってみました。(後藤さん、むちゃ振りスンマセン)
—
次に謎のミスターKY。
中小企業で働くメリット、デメリット。楽しく仕事をするためにスタッフがどうすればいいか。というお話をされました。
「迷ったらやる」「上司の決定は確実に実行する」という言葉が印象的でした。
この方、めちゃくちゃ賢いんです。確固たるロジックに基づいて会社を回しています。
だから光の速さで判断し、やり方も極端(だと思います)。
「さすがKY!おれたちにできない事を平然とやってのけるッ!そこにシビれる!あこがれるゥ!」という感じです。
経営は結果論ですから、ミスターKYのようなやり方もあるんだと知ることは勉強になったと思います。
—
最後にshoichiの山本さん。
ガイアの夜明けやWBSにも出演されたので知ってる方は多いのではないでしょうか。
山本さんには物販で儲ける方法をホワイトボードと資料を使って熱く語っていただきました。
最後の「日常にパクるネタはある。数多くパクれ」という言葉は印象に残りました。
ただ僕は、山本さんが「気ぃ狂うほど考えて・・・」「気ぃ狂うほど儲かったら・・・」と何度も言うので「気ぃ狂うほど○○」の方が心に刻まれています・・・
—
よく考えると、このように経営者同士が飲みの席で話すような話はなかなか聞く機会がないですよね。
「おれにもしゃべらせろ」「ウチの会社も参加したい」という要望がありましたら連絡ください。
飲みの席で話してて決まった会なので、第2回もサクっと実現できると思います。
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